仏外相:戦争発言で「メディアの誤り」とイランに釈明

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070923k0000m030031000c.html

 フランスのクシュネル外相は20日夜、イランの核交渉責任者のラリジャニ最高安全保障委員会事務局長と電話で会談し、イランとの戦争の可能性に触れた自らの発言について「メディアによって誤って取り上げられた」と釈明した。国営イラン通信が21日報じた。

 クシュネル外相は「戦争を挑発する行動を食い止めるのがわたしの意図だった」と説明。また、核開発の情報開示に向けたイランと国際原子力機関IAEA)の合意を評価し、近くテヘランを訪問したいとの意向も伝えたという。(テヘラン共同)

毎日新聞 2007年9月22日 18時45分

本当に誤りだったんですかね。

なんとなく2007/09/16
原発核燃料でイラン外相、「露が近く供給開始」と見通し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070916-00000312-yom-int

 【テヘラン=工藤武人】イランのモッタキ外相は15日夜の記者会見で、イラン南部ブシェールに建設中の原子力発電所への核燃料供給を、ロシアが近く開始するとの見通しを示した。

 イラン学生通信などが伝えた。外相は「核燃料は国際原子力機関IAEA)の査察後、封印されており、(供給の)用意はできている」と述べた。外相は12日にモスクワでキリエンコ原子力庁長官と会談していた。

 ロシアはイラン初となる原発建設に協力し、「95%が完成」(アガザデ副大統領兼原子力庁長官)している状態だ。だが、建設費用支払いをめぐって紛糾し、工事は事実上中断、完成が遅れている。

が最初にあって、その後仏外相の強硬発言があって
2007/09/18
<仏露外相会談>イラン制裁で平行線
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000127-mai-int
毎日新聞の方が長いのでそっちの方を
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070919k0000m030113000c.html

 【モスクワ大木俊治】ロシアを訪問したフランスのクシュネル外相は18日、モスクワでラブロフ露外相と会談した。会談後の共同会見で、ラブロフ外相は改めて対イラン制裁強化に慎重な姿勢を表明し、制裁強化を訴えるフランス側との協議が平行線に終わったことを示唆した。

 一方、セルビアコソボ自治州の独立問題では、独立に反対するロシア側が協議継続の必要性を訴えたのに対し、クシュネル外相は「永遠に(協議を)続けることはできない」と反論した。

 両外相はまた、10月初めにサルコジ仏大統領が訪露し、プーチン大統領と会談することを明らかにした。

毎日新聞 2007年9月18日 22時07分

あたりに、向けたメッセージだったんじゃないんですかね。さらに

2007/09/22
対イラン制裁強化で一致=米仏外相が「蜜月会談」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070922-00000025-jij-int

 【ワシントン21日時事】ライス米国務長官とクシュネル仏外相は21日、ワシントンで会談し、核開発を続けるイランへの制裁強化を盛り込む新たな国連安保理決議採択を目指す方針で合意した。

 会談後の共同記者会見で、ライス長官は「イラン情勢をどう見るか、どう対応していくか、われわれの見解に本質的相違はない」と明言。サルコジ政権誕生後の「米仏蜜月時代」の到来を誇示した。

とかもあって強硬発言が収まったんじゃないかと思うんですが。