「アル・カーイダ、米本土への攻撃を画策」米が報告書

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071010i204.htm

 【ワシントン=宮崎健雄】米ホワイトハウスは9日、大規模テロ攻撃や自然災害の対策を包括的に盛り込んだ報告書「本土防衛のための安全保障戦略」を公表した。

 報告書は、国際テロ組織アル・カーイダが勢力を再び強め、米本土への攻撃を画策する「最も深刻で危険な脅威だ」と断じ、警戒が必要と訴えた。

 53ページの報告書は、米同時テロの翌年の2002年に出された同名の報告書の改訂版で、アル・カーイダは、パキスタン国境の部族支配地域で勢力を蓄えながら、生物、化学、核などの大量破壊兵器獲得に取り組んでいると指摘。米国内に仲間を送り込んで活動を強化しようとしているほか、イラクアル・カーイダ系組織などと連携して米本土への攻撃を画策していると危機感を示した。

 また、レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラも、米国がヒズボラやその支援国であるイランに対して圧力を強めれば、米本土への攻撃を企てる可能性があると予測している。

(2007年10月10日11時10分 読売新聞)

大量破壊兵器の入手もくろむ=アルカイダの再生警戒−米戦略文書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000014-jij-int

 【ワシントン9日時事】米ホワイトハウスは9日、「国土安全保障のための国家戦略」と題した戦略文書を発表、国際テロ組織アルカイダを「最も深刻かつ危険なテロの脅威」と位置付け、核兵器などの大量破壊兵器の入手、使用をもくろんでいると警告した。

 この日公表されたのは、2002年にまとめられた同名の戦略文書の改訂版。アルカイダの活動が再び活発化する中、米政府がアルカイダによる「大量破壊兵器テロ」を強く警戒していることを裏付けた格好だ。 

とりあえず酔ってますが、ここら辺は挙げとこうかなと。

ビンラディン容疑者、都市部に潜伏の可能性=ISI元長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000782-reu-int

 10月9日、パキスタン軍統合情報部(ISI)の元長官は、ビンラディン容疑者が都市部に潜伏している可能性を示唆。写真は先月にネット上で公開された同容疑者の映像(2007年 ロイター)

 [ロンドン 9日 ロイター] パキスタン軍統合情報部(ISI)の元長官であるアサド・ドュラニ中将は9日、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者について、地方の部族地帯よりも都市部の方が容易に身を潜められるとの見方を示した。ロンドンで行われたロイターのインタビューで述べた。

 ドュラニ中将は、部族地帯では部外者に関する情報が早く広まるため、数年にわたって身を隠すことは困難であると語った。

 また客をもてなし、信頼を守ることを重んじるという部族的慣習を認めながらも「4─6年にわたって部族の人たちが彼(ビンラディン容疑者)をかくまうことが可能かどうかは分からない」と指摘。

 米国が同容疑者の発見に2500万ドル(約30億円)の懸賞金をかけていることを受け、同容疑者が部族地帯に潜伏している場合、こういった情報はすでに漏れているはずだと考えを示した。

 2001年の米同時多発攻撃以来、西側情報当局者らは、同容疑者がアフガニスタンとの国境付近の山岳地帯に潜んでいるとの見方をしている。