僧侶100人デモ ミャンマー、制圧以来初めて

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071101-00000093-san-int

 【バンコク=菅沢崇】ミャンマー中部のパコクで31日、約100人の僧侶がデモ行進した。僧侶によるデモは、軍政が9月末、最大都市ヤンゴンなどで反政府デモを武力制圧して以来初めて。

 現地からの情報では、デモは午前8時過ぎから僧侶が経典を唱えて、市中を約1時間程度練り歩く形で行われた。沿道では市民らが頭を下げで見守ったという。同市内ではほぼ同じ時間帯に政府支持者の集会が開かれており、僧侶のデモはこれに反発したとみられている。

 消息筋によると、治安当局は、デモ行進を制止しなかったが、デモに参加した僧院の特定を始めている。フランス通信(AFP)は、国連のガンバリ事務総長特別顧問が11月3日にミャンマー入りして首都ネピドーを訪問する予定と伝えており、軍政当局はデモ参加者への対処を慎重に行うとみられる。

 パコクは中部マグェ管区にある上座部仏教の聖地の一つ。9月5日には、300人規模の僧侶によるデモが発生。僧侶と治安部隊との間で乱闘騒ぎとなり、一連の反政府デモが全国に広がっていった。

まぁ軍政ならなにがなんでも駄目で、民主主義なら何が何でもいいとは思いませんが、ちょっと怖いです。