米国が一転「グローバルホーク売ります」

http://www.chosunonline.com/article/20080501000018

 米国は、これまで韓国への販売に難色を示してきた長距離高高度無人偵察機(UAV)「グローバルホーク」(写真)について、「韓国に販売することも可能」という見解を非公式的に通知していたことが分かった。

 ところが、昨年まで米国に販売を強く求めていた韓国国防部は、最近の予算不足や運用能力不備などを理由に、グローバルホーク購入に消極的になっているため、米政府と軍当局は困惑しているという。

 これについて、韓国軍の一部からは、「韓国国防部は戦時作戦統制権の韓国軍移譲に備え、独自の情報収集能力確保を最優先課題としてきたため、急に見解を変えるのは国際的な恥さらしになるかもしれない」との声も出ている。

 グローバルホークは5500キロ以上離れた場所まで飛び、長時間旋回して20キロ上空から30センチ大の物体まで判断できる戦略偵察機だ。

 政府消息筋は30日、「米国は従来の見解を変え、グローバルホークを韓国に販売することをこのほど決め、韓米首脳会談で韓国への“プレゼント”としてこれを明らかにしようとしていた。だが、韓国側が話を切り出さなかったため、米国側の計画は不発に終わったと聞いている」と述べた。

 米国はこれに先立つ先月8日、ソウルで開かれた第17回韓米安保政策構想(SPI)会議でも、こうした見解を正式に伝えようとしたが、韓国側がグローバルホーク購入問題に触れなかったために伝えないまま終わり、その後非公式に通知してきたという。

 しかし、韓国国防部は2100億ウォン(約218億円)以上に上る購入予算確保問題や、「グローバルホークを導入しても韓国軍にこれを運用する準備がない」として、グローバルホーク導入事業を暫定的に中止することを検討しているという。その代わり、今年から国防科学研究所(ADD)主導の下、国内で独自開発している中高度無人偵察機の研究開発に力を入れる考えだ。

ユ・ヨンウォン記者
朝鮮日報朝鮮日報JNS

軍事は分かってないんですが、アメリカ側の変化って韓国の技術が伸びてきたからって事でしょうか↓
先月の記事:
韓国製の無人飛行機、独島往復飛行に成功
http://www.chosunonline.com/article/20080422000042

 純粋な韓国産技術で作られた無人飛行機が、総飛行距離450キロにも達する独島(日本名:竹島)への往復飛行に成功した。無人飛行機が400キロを超える長距離を飛んだのは、韓国では初めてのこと。

 忠南大の無人航空機研究チーム「エアーゲート」が製作した「アリス・ストーム」は20日午前10時5分、慶尚北道蔚珍郡竹辺面後亭里にある空軍の非常滑走路を離陸、4時間35分かけて独島往復飛行を行った。

 無人飛行機は自動航法装置で運行され、220キロ離れた独島に2時間ほどで到着、独島上空を旋回し、独島の動画を3分間撮影した。この航空機は翼の長さが2.9メートル、重量11キロ、48ccのエンジンを積み、航法センサーやカメラなどを備えている。今回の飛行の成功は、研究チームの5年にわたる研究と年間200時間余りの試験飛行の末に得られた結果だ。

 核心技術のコンピューターと航法センサーは、忠南大エアーゲートとベンチャー企業NESが直接開発し、韓国企業BJロボテックスが製作を担当した。研究チームの説明によると、この無人飛行機は重さ10キロ程度の物を2時間以内に300キロ離れた場所まで輸送することができ、軍事用などとしても活用することができるという。

 忠南大の鄭泰媛(チョン・テウォン)教授は、「独島が韓国の領土だということを再確認させる飛行だった。迅速な情報収集の可能性を導いた」と語った。

ウ・ジョンシク記者
朝鮮日報朝鮮日報JNS

よくわかりませんが。