ネパールで爆弾が3発爆発、制憲議会招集妨害狙う?

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080527-OYT1T00239.htm

 【カトマンズ=永田和男】ネパールの首都カトマンズ国際会議場前など2か所で26日夕、計3発の爆弾が爆発した。

 けが人はなかった。同会議場は28日に王制廃止を正式決定する制憲議会初会合の会場に予定されており、爆発現場でヒンズー教至上主義を旗印とするグループが犯行を認めるビラが見つかったことから、議会招集の妨害を狙った犯行の可能性がある。

 ネパール国王は代々、ヒンズー教のビシュヌ神の化身として国民に敬われており、主要政党が推し進める共和制移行には宗教界から異論が根強い。

 爆発は会議場前で2回あったほか、王制廃止支持の人権活動家の自宅前でも起きた。
(2008年5月27日10時40分 読売新聞)

ああ、宗教がからんでくるんですね。これは問題が多そうです。

<ネパール>制憲議会選挙、開票続く カギ握る「毛派」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080413/1208092342

複数政党による共和制目指す、ネパール共産党毛派幹部
では、

ロハニ氏はまた、「人民共和国」について、「インドのような共和国を考えてもらえばいい。大統領はいるが名目的なもので、ギャネンドラ現国王のような強大な権力を持ちえない制度だ」と説明。

とありましたが、宗教的権威はやはり強大な権力を求めちゃいけないと思うんですけどね。宗教的権威のいなくなった宗教というのもどうなるのかと気になるところではありますが。