仏トタルや国際帝石が石油事業に関心=イラン石油相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080722-00000538-reu-int

 7月22日、イランのノザリ石油相は仏トタルや国際帝石が石油事業に関心を示していると述べた。2日撮影(2008年 ロイター/Susana Vera)

 [テヘラン 22日 ロイター] イランのノザリ石油相は22日、仏石油大手トタルからイランでの事業継続の意思を表明する文書を受け取ったことを明らかにした。また、日本やロシアの企業がイランへの投資拡大に関心を示していると述べた

 石油業界関係者の間では、イランの核開発問題をめぐる国連や米国の制裁措置を受けて、西側の企業を中心にイランへの投資に対する警戒感が強まっているとの指摘があり、こうした見方を払しょくすることを狙った発言とみられている。

 トタル最高経営責任者(CEO)は今月、政治的緊張を理由に、イランで手がける天然ガス事業への投資を当面行わないと述べ、一部のメディアでは当初、撤退を示唆する発言として捉えられた。

 ノザリ石油相はこれについて「トタルから、イラン石油業界への関与を継続することを希望する正式な文書を受け取った」と述べた。

 同石油相はまた、国際石油開発帝石ホールディングス<1605.T>やロシアのガスプロムなどの他社も、イランへの投資に関心を示していると付け加えた。

確かにトタルは今月始めには
イランへの投資、政治的リスク高過ぎ─仏トタル=FT
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000746-reu-int

 7月9日、英FT紙によると、仏石油大手トタルのCEOは、政治的リスクが高過ぎるためイランへの投資は行わないとの方針表明。2月12日撮影(2008年 ロイター/Stephen Hird)

 [ロンドン 9日 ロイター] 10日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙によると、仏石油大手トタルのドマルジュ最高経営責任者(CEO)は、政治的リスクが高過ぎるためイランへの投資は行わない、との方針を明らかにした。

 同CEOは、同紙に対し「今イランに投資すれば『トタルはカネのためなら何でもする』という印象を与える。政治的リスクは非常に高い」と述べた

 同社は5月に、イランの大規模ガス田への投資に関心を寄せていると発表していた。

と、ありましたが、イランに関しては、ここ↓
イラン次期駐日大使「米は共存を学びつつある」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080201/1201818086
とかに書いたとおりです。