<国連委>北朝鮮など3カ国の人権問題で非難決議

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081122-00000016-mai-int

 【ニューヨーク小倉孝保】国連総会第3委員会(人道問題)は21日、北朝鮮ミャンマー、イラン3カ国の人権問題への対応を非難する決議案をそれぞれ賛成多数で採択した。決議案は12月の総会で採択され正式な決議となる。

 北朝鮮に対する人権非難決議案採択は4年連続で、今回は日本を含む95カ国が賛成、中国やロシアなど24カ国が反対、62カ国が棄権した。前回、北朝鮮を刺激するのを避けて棄権した韓国は賛成に回った。

 決議案は、北朝鮮が▽法的手続きを経ないまま身柄の拘束、拷問を行い、政治的、宗教的理由で死刑を執行している▽国民の移動の自由を制限している−−などと懸念を表明。日本人拉致問題についても批判し、被害者を直ちに帰国させるなど解決を強く求めた。

 ミャンマーについては、野党指導者、アウンサンスーチーさんの軟禁継続などに懸念を表明し、決議案に日本など89カ国が賛成、29カ国が反対、63カ国が棄権した。少数民族への差別増大などを批判する対イラン決議は、賛成70、反対51、棄権60で小差だった。

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イランの少数民族への差別増大というのは、あまり聞いたことがないのですが、小差という事であまり広く認知されてるというわけではないようですね。

上の画像はWikipediaのイランのページから、民族分布。