世界飢餓人口9億6300万人…アジア・アフリカに集中

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000020-yom-int

 【ローマ=松浦一樹】国連食糧農業機関(FAO、本部・ローマ)は9日、2008年の世界飢餓人口が昨年比約4000万人増の9億6300万人に達するとの見通しを発表した。

 世界的な金融・経済危機で、飢餓状況はさらに悪化する恐れがあるという。

 FAOによると、世界各地に食糧危機をもたらした穀物などの価格高騰は、今年前半に下落に転じた。ただ、肥料や種子の価格は、依然高水準にあるため、開発途上国では穀物生産が増加せず、深刻な食糧不足が続いている。さらに、金融・経済が農業投資などに悪影響を及ぼせば、「2009年に食糧価格が再び急騰することも考えられる」という。

 飢餓人口はアジアとアフリカに集中しており、インド、中国、コンゴ民主共和国など7か国だけで、全体の65%を占めている。

国連の貧困半減目標、ほぼ達成へ…中間報告
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070702/1183378892
とありましたが、この金融危機で目標達成が危ぶまれていると言う事でしょうか。