「わいろ指数」ロシアが最悪、日本はクリーン度5位

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000019-yom-int

 【モスクワ=山口香子】「ロシア企業には、最も強くワイロの慣習が残る」−−。ドイツの民間活動団体(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部・ベルリン)が9日発表した各国の汚職体質を示す「贈賄指数」調査で、ロシアが対象の22か国中最低にランクされた。

 調査は、海外で事業を展開する企業の汚職傾向を国ごとに数値化したもので、主要国や新興国など22か国について実施。各国の経営者ら約2700人から聞き取りし、結果を10点満点の指数で表した。

 高得点ほどクリーン度が高いが、ロシアは5・9点で最下位。中国が6・5点で続き、インドが6・8点だった。最高点はベルギーとカナダ(8・8点)で、日本はドイツや英国と同点(8・6点)の5位だった。

 ロシアでは汚職が深刻な社会問題となっており、メドベージェフ大統領は「国家安全保障への脅威」と危機感を示し、改善を公約している。

インド企業、賄賂指数で世界4位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000001-indonews-int

 汚職・腐敗防止活動を行っている「トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)」の調査によれば、外国でビジネスを展開する際、新興経済国の企業は賄賂を支払う場合が高いという。

 同団体が発表した腐敗認識指数によれば、インド企業は賄賂ランキングで世界4位だった。

 1位はロシア、2位は中国、3位はメキシコ。日本はといえば、賄賂が少ない"クリーン度"で5位に入った。なお、賄賂が最も少なかったのはベルギーとカナダだった。

 TIのユゲット・ラベル代表によれば、2008年の腐敗認識指数は、26カ国の先進国・新興国にて2,742人の企業幹部を対象に調査を行い作成されたもの。賄賂が多い産業部門は、公共事業、建設、不動産、石油ガス、重工業、鉱業だという。

2008/12/10 15:08(ニューデリー発)PTI

情報元ここですね。
TI-Jからのプレスリリースの日本語翻訳版の概略(pdf)
http://www.ti-j.org/TI/BPI/2008BPIsummary.pdf