国連の独立調査委設置で協議中と、ブット元首相暗殺事件

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000005-cnn-int

国連本部(CNN) パキスタンのラワルピンディで昨年12月に起きたブット同国元首相の暗殺に関連し、国連の潘基文事務総長は26日、同事件を調査する国連の独立委員会が近い将来、設置されることを期待する、との声明を発表した。

国連安保理の理事国、パキスタンと協議中としている。議会総選挙のキャンペーン中に起きた元首相暗殺事件は27日で1年を迎える。ブット氏はムシャラフ前政権を批判し、首相への返り咲きを狙っていた。今年就任したザルダリ・パキスタン大統領は元首相の夫だが、国連による事件の独自調査を求めていた。

事件の実行犯について、ムシャラフ前大統領の政権はアフガニスタンとの国境地帯で活動するイスラム武装勢力の犯行と説明していたが、真相については不透明な部分もある。パキスタン軍の関与を指摘する見方もある。

ブット氏暗殺については、
■『内務省がブット氏暗殺と15歳少年の関連否定』を書こうと思ったが、複雑すぎる…
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080123/1201096246
が一応まとまってるかな。その後もちょっと書いたりしてますけど。どうもムシャラフ前大統領側と、内務省が対立している感じでした。

しかし今回の潘基文事務総長の声明も頼りない感じですね。

一応英国に調査依頼が出ていたのですが、結果報告もはっきりしない感じです。
■ブット暗殺事件の影にイスラム過激派有力司令官
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080125/1201211169