グアンタナモの中国人、パラオ受け入れ…見返りに米が2億ドル

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090610-OYT1T00889.htm

 【シドニー=岡崎哲】西太平洋パラオの大統領府高官は10日、本紙に対し、キューバグアンタナモ米海軍基地内に収容されていたテロ容疑者17人について、米オバマ政権の要請を受け入れ、パラオ国内に受け入れることを明らかにした。

 17人は中国新疆ウイグル自治区出身の分離独立派団体「東トルキスタン・イスラム運動」の構成員とされる

 米政府筋はAP通信に対し、米国が17人受け入れの見返りとして、パラオに2億米ドルの開発支援を行う方針を明らかにした。

 中国は、分離独立派の17人の移送を受け入れないよう欧州などの各国に働きかけてきたが、パラオは中国と外交関係はなく、1999年12月以来、一貫して台湾と外交関係を維持している。
(2009年6月11日00時30分 読売新聞)

パラオ親日国といいますが、こういうところでも中国の圧力を受けないのはさすがだと思います。2億ドルが欲しかっただけと言ってしまえばそれまでかもしれませんが。