ケニア大統領選後の部族衝突、国際刑事裁判所が関係者訴追へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000016-cnn-int
ナイロビ(CNN) アフリカ東部、ケニアで2007年末に実施した大統領選後、与野党支持の部族間の血みどろの衝突が起き、多数が死亡した政争で、国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ)は30日、検察局が抗争の経緯を捜査し、責任があると判明した人物は訴追対象にするとの方針を示した。

ケニアでは抗争後、与野党間の連立政府が昨年4月に発足し、騒乱に関し特別法廷を設置し、扇動者を処罰すると約束していたが、これが実現しないことを受けた措置。国際刑事裁判所は、最も「重罪」の人物を罰する方針

ケニア代表団は今年7月、同裁判所と対応策を協議、裁判所による訴追、処罰に同意したという。また、同政府は抗争の真相を究明し、部族間の和解を進め、将来の衝突を防ぐ手立てを検討する特別委員会の設置にも合意した。

大統領選では、現大統領のキバキ氏が再選したが、選挙不正を訴える最大野党・オレンジ民主運動のオディンガ党首の出身部族ルオなどがキバキ氏のキクユ部族を襲撃、1000人以上が死亡、数十万人が国内避難民となる騒乱に発展していた。

ケニア>暴動被害深刻なリフトバレー州、民族対立が泥沼化(+詳しい記事見つけたので)
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080108/1199798010
ではキバキ大統領がキクユ人対他部族の対立を作ったということでしたが、どういう裁判結果が出るでしょうか。