首謀者の容疑者逮捕と、WFP事務所の自爆テロ パキスタン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091009-00000017-cnn-int

イスラマバード(CNN) パキスタンの首都イスラマバードにある国連専門機関、世界食糧計画(WFP)事務所で今月5日起きた自爆テロで、同国の内務省当局者は9日、攻撃を首謀したとみられる容疑者を逮捕、追及していることを明らかにした。

同テロでは、イスラム強硬派勢力タリバーン系の勢力が犯行を認めている。この事件では、パキスタン人、イラク人のスタッフ計5人が死亡、複数が負傷していた。

内務省当局者によると、このテロの謀議は北西部にある政府直轄部族地域の南ワジリスタン地区で持たれた。容疑者の組織的背景は不明だが、政府直轄部族地域にはイスラム過激派「パキスタンタリバーン運動(TTP)」が拠点を持ち、国内でテロ攻撃を繰り返している。

TTPのベイトゥラ・メスード司令官は今年8月、米国の無人武装偵察機によるミサイル攻撃で殺害され、後任の新司令官は4日、パキスタン政府、米軍などへの報復攻撃を宣言していた

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だれが逮捕されたのか分かりませんが、対立は続きそうです。