エルサレムの聖地緊張 パレスチナ人とイスラエル警察が衝突

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000503-san-int
　【カイロ＝村上大介】１９６７年の第３次中東戦争でイスラエルが占領・併合した東エルサレムにあるイスラム教聖地「ハラム・シャリーフ」で２５日、パレスチナ人とイスラエル警察の衝突があり、パレスチナ側によると衝突で１８人が負傷、十数人が逮捕された。同聖域内では、先月からパレスチナ人と警官隊の衝突がたびたび発生し、緊張が続いている。

　イスラエル側によると、この日の衝突の発端は、聖域内をパトロールしていた警官へのパレスチナ人による投石。このため、警官隊が投入され、数十人のパレスチナ人に向けて催涙ガスなどを発射した。パレスチナ人らは聖域に建つアル・アクサ・モスクに立てこもり、同日夕まで散発的な衝突を続けた。

　パレスチナ側は、イスラエルによる東エルサレムの「ユダヤ化」に神経をとがらせており、一連の衝突は、約２千年前にユダヤ教の神殿があった聖域内に神殿の再建を目指すユダヤ教右派グループが、聖域を襲撃する計画を立てているとのうわさが広がったため。警官隊はこうしたユダヤ側のグループも阻止しているが、パレスチナ側の不信感は根強い。

　２０００年９月には当時、右派リクードの党首だったシャロン氏が同聖域の視察を強行し、第２次インティファーダ（反イスラエル抵抗運動）に発展した経緯がある。

【関連記事】
・エジプト機で乗っ取り未遂、犯人拘束、けが人なし
・握手すれど合わぬ視線　「中東和平」道のり遠く
・中東和平３者会談　握手はすれど道のり険し
・米中東和平特使、イスラエルと協議継続へ　入植地問題結論出ず
・イスラム教の断食月の混乱　子供受難

■パレスチナ人デモ隊とイスラエル警察が衝突　エルサレム
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090928/p8
でも衝突がありましたね。

エルサレムというと、
■イスラエルの首都エルサレム、世界遺産にも降雪（訂正前）
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080201/1201886884
でロイターが'首都'と報じたこともありました(その後訂正されて首都の文字は消されましたけど)。

ともあれどちらもやる気満々なのでどうにもなら無そうです。