「農家のため残りが犠牲」=環太平洋連携の反対論けん制−前原外相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101019-00000099-jij-pol
 前原誠司外相は19日午後の講演で、農林水産業関係者が反対している環太平洋連携協定(TPP)への参加について「わたしは入るべきだと思っている」と強調した上で、「日本の国内総生産GDP)における第1次産業の割合は1.5%だ。1.5%を守るために98.5%のかなりの部分が犠牲になっているのではないか」と述べ、反対論を強くけん制した。

 一方、日本の経済連携協定EPA)、自由貿易協定(FTA)締結状況は隣国の韓国に比べて格段に遅れていると指摘。「国を開くということを本気で考えないと、日本の競争力はどんどん低下していくと思う」と危機感を示した。 

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28日に広島訪問=国連総会議長

一次産業がGDPにおいて1.5%とは知りませんでした。でも
食糧不足危険度、インド31位:163カ国中、1位はアフガニスタン
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20100824/p1
では日本はローリスク国でした。

韓国のFTAについては
<FTA締結>韓国加速、日本との差は歴然
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101015/p6
参照

こんな記事もありますね。
「小沢氏の路線に逆行」TPP参加反対集会計画

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101020-00001062-yom-pol
 菅政権が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加を検討していることを巡り、民主党内で「農家は自由化に耐えられない」との反発が強まっている。

 21日には、9月の党代表選で小沢一郎元代表を支持した議員らが中心となって勉強会を開き、「反対」の声を上げる方針だ。

 21日の勉強会は、小沢氏を支持する中堅・若手議員が発起人となり、代表選で小沢氏を支持した鳩山前首相、山岡賢次副代表、山田正彦前農相といった面々のほか、国民新党の亀井代表も出席予定だ。

 小沢氏はこれまで、戸別所得補償制度など農家を支援する政策を推進してきた。小沢グループの議員からは「TPP参加は小沢氏が敷いた路線に逆行するものだ。首相が強引に進めるなら、政局になる」との声も出ている。

そのために個別所得補償が合ったのではと思うのですが。

追記:
小沢氏とTPPの関係は手持ちの資料からは分かりませんでした。その代わりこんな記事がありました。
民主岡田氏、TPP「小沢氏も農業自由化を主張」

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E3E2939B8DE0E3E3E2E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
 民主党岡田克也幹事長は21日午後の記者会見で、米国など9カ国が交渉を進める環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定(TPP)を巡り、小沢一郎元幹事長に近い議員を中心に党内の一部から批判が出ていることに関し「(小沢氏に近いと)色分けしないほうがいい。私はそうは受け止めていない。小沢氏は農家の戸別所得補償を強く言ったとき、農業の貿易を自由化するとあわせて言っていた」と述べた。〔日経QUICKニュース〕

そういえばこんな記事もありました。
「植物工場」本格普及へ=3年間で3倍の150カ所に−農水省
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090503/1241360962
政策的に整合性取れてるんでしょうか。