独政府への賠償請求を却下=ナチス虐殺で−欧州司法裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070215-00000236-jij-int


 【ブリュッセル15日時事】欧州司法裁判所(ルクセンブルク)は15日、第2次世界大戦下のギリシャで起きたナチス・ドイツによる虐殺事件の損害賠償請求訴訟で、ドイツ軍の行為は主権の行使に当たるとして、原告側の訴えを却下した。

 この事件は1943年12月13日、首都アテネの西約200キロにある山村カラブリタが舞台。ドイツ軍は、多数の兵士がレジスタンス(抵抗)勢力に殺された報復として、同村の男性を裏山で虐殺、女性や子供は学校に集めて火を放った。犠牲者は676人に上った。

今の世の中なら絶対許されない気がしますが。