「台湾への対処超えている」=中国の軍事予算増強に懸念−米次期司令官

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070309-00000009-jij-int


 【ワシントン8日時事】キーティング次期米太平洋軍司令官は8日、上院軍事委員会に提出した書面で、中国の大幅な軍事予算増加に関し、「台湾への対処に必要なものを超える能力を追求しているのは明らかだ」と強い懸念を示した。さらに、「中台間の量的・質的な軍事力のギャップに注意を払っていく」として、台湾軍の装備近代化を支援していく方針を強調した。

 また、キーティング氏は「中国軍近代化での透明性の欠如は懸念だ」とした上で、こうした懸念を払しょくさせるために中国との軍事交流も進めていく考えを示した。

■「光栄な使命履行」と武力行使示唆=台湾総統の独立発言で中国軍首脳
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 【北京7日時事】7日付の中国人民解放軍機関紙・解放軍報によると、同軍制服組トップの郭伯雄中央軍事委員会副主席は5日、全国人民代表大会全人代=国会)の解放軍代表団分科会の席上、「決して台湾独立を容認しない」と強調した。

 同副主席はさらに、「そのような状況が発生すれば、われわれは祖国の意志と願いに基づき国家主権と領土保全を守るという光栄な使命を履行する」と述べ、台湾独立の動きに武力行使も辞さない強硬姿勢を示した。

『光栄な使命』ってのが怖いですが、台湾で何かあったら日本も無関係ではいられないでしょうから困りますね。