<イラン核>多数は6カ国案支持、南アなど修正要求 安保理

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070322-00000021-mai-int


 【ニューヨーク坂東賢治】イランの核開発問題で国連安保理は21日、常任理事国5カ国(米英仏中露)とドイツが合意した追加制裁決議案を巡り、非公開で協議した。大多数が6カ国案を支持したものの、南アフリカインドネシアカタールが修正を求めた

 ドラサブリエール仏国連大使は協議後、「我々は全会一致が可能な決議をまとめたい」と述べ、一定の修正に応じて週内の決議採択を目指す考えを示した。しかし、カタールのアルナセル国連大使が「週内の採決があるとは思えない」と語るなど、採決が来週にずれ込むとの見方が強まっている。

南アは前から反対してますね。
■南アが対イラン「制裁解除」要求=米欧、全会一致放棄も−安保理
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070320/1174399018
後はインドネシアカタールですか。

イランは日本にも期待してるようですが
■<イラン核問題>日本の仲介役に期待 タライ駐日大使
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070321/1174460347
日本はアメリカには逆らわないでしょうね。

朝日新聞のほうがくわしいですな
■イラン追加制裁、さらに2修正案 国連安保理
http://www.asahi.com/international/update/0322/012.html


 国連安全保障理事会は21日、イランの核開発問題をめぐる大使級会合を開き、常任理事国とドイツの6カ国が合意した対イラン追加制裁決議案に対する修正案について協議した。決議案起草を主導した英仏米は、部分修正には応じる姿勢を見せたものの、抜本的な改編には否定的な考えを改めて強調。安保理は22日も引き続き協議を行うが、週内の採択は微妙な情勢となった。

 南アフリカが19日に大幅な修正案を提示したのに続いて、インドネシアカタールが21日までに一部修正案を示した。カタールの修正案は中東全体からの大量破壊兵器の廃絶を強調する内容。インドネシアはこれと同様の項目のほか、核保有国による核兵器の放棄や、対イラン交渉の継続と進展、イラン革命防衛隊の関連団体・個人が制裁対象に含まれている根拠の明示を求めた。英仏などは両修正案について議論の余地があるとした。

 一方、南アは決議案の主要部分の削除に加え、実施中の制裁の解除も含めた90日間の制裁停止など大幅な修正を求めている。英国のジョーンズパリー国連大使は「決議に従わないイランに対し、制裁を解除するのは完全な逆行だ」と反発した。

 これに対し、南アのクマロ国連大使は「修正案のどの部分が受け入れ可能で、どこが不可能か聞いた上で、本国の訓令を仰ぐ。我々の参加(賛成)が必要ならそれまで採決を待つべきだ」と語った。

カタールインドネシアの修正案は分かるんですが、南アフリカはどんな理由で何を主張しているのか良く分かりませんね。南アは核放棄したんですよね。