全会一致へ歩み寄り イラン決議案

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070325-00000006-san-int


 【ニューヨーク=長戸雅子】国連安全保障理事会は24日午後、ウラン濃縮活動を続けるイランに対する追加制裁決議案の採決を行う。安保理の15理事国は23日に決議案に基本合意しており、全会一致で採択される見通し。決議案交渉では制裁の当否などをめぐって米英仏と中国・ロシアが対立することが多いが、今回は5常任理事国の合意案に非常任理事国3カ国が修正を要求。全会一致を重視する常任理事国側が歩み寄った。

 イランの武器輸出禁止を新たに加え、資産凍結など制裁対象を拡大した決議案に常任理事国が合意したのは15日。南アフリカインドネシアカタールの3カ国が相次いで修正を要求し、とくに南アは「90日間の安保理制裁停止」という「決議案の趣旨と相いれない」(ドラサブリエール仏大使)大胆な提案を行った。カタールインドネシア両国は「中東を大量破壊兵器(WMD)の非保有地域とする構想」に言及するよう要求したが、核兵器保有国とされるイスラエルへの牽制(けんせい)でもあることから、米国が拒否した

 不満を募らせた3カ国は棄権や反対に回る可能性を示唆。全会一致の決着を望む常任理事国側が譲歩に動き、中東のWMD非保有地域については過去の国際原子力機関IAEA)決議を援用する形で言及した

上の文とも関連してますが、
■イラン追加制裁:決議の要旨
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070326/1174908950
に『中東のWMD非保有地域については過去の国際原子力機関IAEA)決議を援用する形で言及した』というのは表れているのでしょうか。