一層親密になる中露関係

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/03/27/20070327000016.html


 中国の胡錦濤国家主席が26日、3日間の日程でロシアを公式訪問した。2002年の国家主席就任以来、3回目となる今回の訪露の目的は、表向きはロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談し、今年で10周年を迎える戦略的パートナー関係の強化・拡大に関する協議を行うことを主な目的としている。

 しかし実質的な目的は、中露両国の経済交流を強化することにある。胡首席の随行員のうち、対外貿易担当の呉儀副首相が最高位である点が今回の訪問の性質を示している。また、随行員には李肇星外相とともに、薄熙来商務相も含まれている。

 中国とロシアはモスクワで開かれる首脳会談で、貿易と相互投資の拡大、国境都市での貿易拡大や両国都市間の経済交流拡大などについて協議する予定だ。

 また胡主席は、中露両国の経済交流拡大のため、モスクワ訪問中にロシアで開かれる「中国の年」「中国国家イメージ展示会」の開幕式に出席する。ロシアは今年を「中国の年」と定め、200件余りの行事を予定している。なお中国は昨年を「ロシアの年」と定め、300件余りの行事を開催した。

 中国外務省の李輝次官補は「胡主席は、プーチン大統領と国連改革や国際的な反テロ協力、北朝鮮やイランの核問題の解決案などについて意見を交換する予定」と説明した。

北京=朴勝俊(パク・スンジュン)特派員

朝鮮日報朝鮮日報JNS
中国とロシアの関係というと妙に勘ぐってしまうものがありますが、日本もドイツと同じようなことをしてましたね。「日本におけるドイツ」でしたっけ。