中国国営の珠海振戎、イランへの原油代金支払い通貨をユーロに変更

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070327-00000817-reu-int


 [北京 27日 ロイター] イランから大量の原油を購入している中国国営企業の珠海振戎が昨年、イランに代金を支払う際に使用する通貨を、これまでの米ドルからユーロに変更していたことが分かった。外貨準備の多様化を目指し、米ドルの保有を減らすというイラン政府の方針に対応した形。関係筋が明らかにした。

 在北京の関係者によると、同社はイランから日量約24万バレル(bpd)の原油を購入する契約について、代金の大部分をユーロで支払うことにしたという。

 業界筋やその他の関係者によると、イランから日量約50万バレルの原油を購入している日本の製油業者らは、引き続き米ドルで支払いを行う。ただ要請があれば、円による支払いに変更する意思があるという

 イラン政府関係者は数カ月間にわたって、石油輸出国機構(OPEC)参加国の顧客の半数以上は、外貨準備の多様化を目指すイランの方針に合わせ、米ドル以外の通貨での支払いに移行したと主張してきた。

 今回のニュースは、これを裏付ける初めての外部情報となる。

■日欧などにイランとの取引自粛を要請 米国務次官
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070323/1174647021
の下のほう。
■イラン石油収入の60%は米ドル以外の通貨で受け取り=国営石油幹部
あたりからの続きでしょうか。