UNDP平壌事務所に偽ドル札 資金悪用された?

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070328/usa070328006.htm


 【ニューヨーク=長戸雅子】偽造された疑いのある米100ドル紙幣計3500ドル(約41万円)分が国連開発計画(UNDP)の平壌事務所に約12年にわたり保管されていたことが分かり、UNDPから連絡を受けた米当局が捜査に乗り出していることが27日までに分かった。

 UNDPによると、北朝鮮でのUNDP事業でコンサルタントを務めたエジプト人が1995年に、コンサルタント料としてUNDPから小切手を受領し、これを北朝鮮の銀行でドルに換金。帰国してエジプトの銀行にこのドル紙幣を入金しようとしたが、偽札の疑いがあり拒否された。ドル紙幣はUNDP平壌事務所に返却、事務所で保管されていたという。

 UNDPの北朝鮮事業で資金が不正利用されている疑いがあると米国が指摘し、緊急監査が行われた今年1月以後、UNDPの北朝鮮常駐代表が国連本部を訪れ、疑惑紙幣の存在を報告したという。

 一部の米メディアは事業中止になることを恐れたUNDPが疑惑紙幣の存在を隠していた疑いがあると指摘したが、UNDPは「2月に状況を知った」と否定している。

 UNDPはこのエジプト人の身元などを明らかにしていない。

昨日の
■<偽ドル札>UNDP北朝鮮事務所で発見 米紙報道
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070327/1175000781
よりはこちらのほうが分かりやすいですね。