「英国に死を」水兵拘束事件、イランで非難の声拡大

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070331-00000202-yom-int
読売新聞のほうが長いようなのでそっちのほうを
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070331i202.htm


 【テヘラン=渡辺覚】ペルシャ湾で英軍水兵15人がイラン当局に拘束された事件をめぐり、英国を非難するイラン国民の声が拡大している。

 相次ぎ公開されたビデオ映像で英兵が領海侵犯を「告白」したことに触発された動きで、事件解決の新たな障害となる恐れも出てきた。

 国営イラン放送によると、テヘラン大学で30日に行われた金曜礼拝には、欧米批判の発言で知られるアフマド・ハタミ師が説教に立ち、「1インチでも国境を侵害した者は、激しい怒りを受けねばらない」と警告。礼拝を終えた数千人は、こぶしを挙げて「英国に死を」「我々は英国の侵入を糾弾する」などと叫びながら、市中心部をデモ行進した

 また、ファルス通信によると、30日夕にサッカーの試合が行われた首都の競技場では、約6万人の観衆が「英国との国交を断絶せよ」などとスローガンを連呼した。待機した警官隊が制止したため、試合終了後のデモ行進には至らなかった。

 テヘランの英国大使館前は、警官隊による厳戒態勢が敷かれ、これまでのところ住民のデモ、集会は阻止されている。

(2007年3月31日10時44分 読売新聞)

やる気満々ですね。
■イラン側の越境主張を否定、英兵拘束でGPS座標証拠に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070330/1175262443
あたりからさかのぼって読んでいくとイギリスの主張のほうが説得力あるような気がしますが。

デモについては29日にも記事がありました。
■「スパイは処刑せよ」イランでデモ…英軍兵士拘束
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070329id27.htm


 イラン・イラク国境の水域で英軍兵士15人がイラン当局に拘束された事件で、兵士の身柄引き渡しに反対する学生数十人が29日、イラン外務省前で抗議デモを行った。

 イラン学生通信などによると、デモの参加者はテヘラン大学の保守派学生らで、外交交渉による兵士の早期釈放に異を唱え、15人全員の訴追を要求。「スパイは処刑せよ」「対英関係を断絶せよ」などとするスローガンを連呼した。(テヘラン支局)

(2007年3月29日21時54分 読売新聞)
まぁこれは数十人ってことで書かなかったんですけど。おおごとになってきてますね。