米英の対テロ戦は逆効果=「持続可能な安全」構築を−英シンクタンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000026-jij-int
【ロンドン11日時事】英シンクタンク、オックスフォード・リサーチ・グループは11日、米英両国が進める一方的な対テロ戦争は逆効果を招いており、これによって2001年9月の米同時テロと同規模の攻撃を加えられる危険性を高めているとする報告書を発表した。
報告書はまず、米英の対テロ戦が失敗だった証拠として、
(1)イスラム政治勢力に対する支持が世界的に増加した
(2)イラクが内戦に近い状態にある
(3)アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンが勢力を盛り返している
(4)アフリカ、中東での米国の戦略的影響力が薄れつつある
−と指摘した。
(1)、(4)はともかく
(2)は
■イラク民間人死者、3月に1800人超える
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070402/1175521137
で過去一年くらいの報道をまとめましたが、もう内戦と言っても良いような気がします。
おとといくらいの記事でも
■バグダッドの治安維持活動が、主要目的を達成している兆しはほとんど見えず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070409-00000566-reu-int
ニューヨーク・タイムズ紙早版ヘッドライン(9日付)より
とかありました。
(3)は、
■アフガン大統領、タリバンとの「和平交渉」認める
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070410/1176207229
なんか読むと、アフガン大統領よりタリバンのほうが、強気なような気すらします。
■苦境のムシャラフ大統領 パキスタン
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070405/1175777192
では、ネオ・タリバン(いまいち定義が分かりませんが)とか出てました。