経団連・御手洗会長ら「中東ミッション」、首相訪問に同行

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070423-00000214-yom-bus_all

 日本経団連御手洗冨士夫会長を団長とする中東ミッションが、安倍首相の中東訪問に同行する形で、28日から6日間の日程で派遣される。

 資源・エネルギーの安定供給の確保の働きかけにとどまらず、製造・観光・金融など産業の多角化を図ろうとしている中東諸国に経済界がどのような支援や協力ができるかを探ることも目的だ

 ミッションには御手洗会長をはじめ、総合商社や石油化学、エネルギー関連など約70企業・団体の約180人が参加する。中東ミッションとしては過去最大級で、安倍首相の外国訪問に経団連が同行団を派遣するのは、昨年11月のベトナムに続き2回目となる

 今回はサウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)、クウェートカタール、エジプトの5か国・6都市を訪れ、経済担当閣僚や地元経済界と意見交換などをする予定だ。安倍首相と同行することで中東諸国との経済関係強化について、官民一体で取り組む姿勢を強調する。

安倍首相:クウェート訪問へ イラク支援の空自を激励
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070404/1175712842
というのもありましたが、なんか鳴り物入りって感じなんですね。ベトナムの記事も後で探してみようかと。つかイランはどうするつもりなんだろ。

で、ちょっと調べてみました。
経団連の100人、ベトナムへお供 安倍首相が要請
http://www.asahi.com/politics/update/1110/013.html

 安倍首相のベトナム公式訪問に合わせ、日本経団連は19日から2日間の日程で御手洗冨士夫会長を団長とする100人規模の経済ミッションをハノイに派遣する。安倍首相の要請で急きょ決めた。首相や大統領の外国訪問に民間の経済使節団を伴うスタイルは欧米では多いが、日本では今回が初めてという

 安倍首相は18日からハノイでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。経団連はAPEC終了後のベトナム首脳との会談や晩餐(ばんさん)会などに同席する。

 安倍首相は10月下旬に同行を要請。ただ、大企業トップの予定は通常、数カ月先まで埋まっている。今回のように突然の海外ミッション派遣は極めて異例で、各企業は社長、会長のスケジュールや代理出席者の調整に追われている。

 ベトナムは来年早々にも世界貿易機関WTO)に加盟する見通し。来年1月からは日本とベトナムとの経済連携協定(EPA)の交渉も始まる予定で、経団連は「重要な時期だけに経済関係の緊密化に向け、官民で率直に意見交換したい」(幹部)としている。

ベトナムは100人ってことでちょっと少なかったんですね。こういうところも欧米化していたとは知りませんでした。いいのか悪いのか。ベトナムの結果は
インドシナ】日越首脳、経済交流拡大で一致http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061121-00000004-nna-int

 アジア太平洋経済協力会議APEC)首脳会議に参加した安倍晋三首相と、同行した日本経済団体連合会経団連)ミッションにとって、今回の訪越は日越双方の経済交流拡大への強い意欲を確認する成果の大きいものになったようだ。首相らの動向はベトナムメディアに大きく報じられた

 ベトナムにとって日本はトップ・プライオリティの国だ──。19日夕方の日越首脳会談で、グエン・タン・ズン首相が安倍首相に語り掛けた。両首脳は来年1月から交渉を始める経済連携協定EPA)の早期実現を目指すことで一致。この後行われた拡大首脳会談では、御手洗冨士夫経団連会長(キヤノン会長)ら11人の日本企業トップが同席した。ブルームバーグによると、この会談で「日系企業が数年内に7億1,800万米ドルのベトナム投資を行う」ことが伝えられたという。

 

 20日付VNエクスプレスによると、安倍首相とズン首相は20日午前に経団連が開催した日越経済セミナーにも出席。安倍首相は日系およびベトナム企業の関係者400人を前に、「ベトナムハノイの旧名タンロン(昇竜)のように昇り調子で発展している。日越双方の力で新たな経済関係の局面に導きたい」と述べ、日本企業の対越投資促進とベトナム側からの支援を呼び掛けた。また、日本の対越総投資額は2010年には150億米ドルに達するという見通しも述べた。

 

 ■鮮明な日本重視姿勢

 

 ズン首相は、「ベトナム世界貿易機関WTO)加盟に伴う市場開放を進めており、日本からの投資を期待している」と語った。また、三井物産がハイテク産業誘致を発表したホアラック・ハイテク工業団地(北部ハタイ省)への日系企業の投資を歓迎する意向を示した。ズン首相は、安倍首相がハノイ日系企業関係者を招いて開いた同日の昼食会にも顔を見せ、日本重視の姿勢を印象づけた。ある参加者は、「空前のベトナム投資が起こるかもしれない、そんな熱気を感じた」と語っている。

 

 経団連広報部によると、ミッションに参加した約130人は19日午後、全日空チャーター機ハノイ入り、20日夜にハノイを発つ強行軍だ。首相の外国訪問に経済ミッションが同行するのは今回が初めてだが、このことも「日本による対越投資と経済交流の拡大への意欲の表れ」として地元紙で大きく報じられている。

 

 なお、安倍首相と11人の日本企業トップは20日午後、タンロン工業団地内のキヤノンベトナム工場を見学した。安倍首相は政府専用機20日夜のうちに帰国した。(NNA) - 11月21日8時0分更新

ふーん、まぁ経済系のニュースを追ってる人には参考になりますかね。