中国に「知る権利」あった?! 初の情報公開条例公布

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070425-00000014-san-int

 【北京=福島香織】中国国務院(内閣)は24日、国民の知る権利を盛り込んだ初の政府情報公開条例を国営新華社通信を通じて公布した。1年の準備期間を設け来年5月1日に施行される。政府は情報隠蔽(いんぺい)が指摘されるなか、透明性を高め、信頼回復を目指す、

 国務院法制弁公室は「公開を原則とし、非公開を例外とする」と強調。条例は38条からなり、各地方の人民政府に情報公開主管部門を設置、責任者をきめ「時を移さず、正確に政府情報を公開する」ことを規定している。公開情報は、汚染事故や疫病、災害などの突発公共事件や貧困、医療、就業など国民の関心の高い政策なども含まれる。

 しかし、地方政府が発表する情報は、必ず国家関連規定に照らした批准を必要とし、国家の安全や経済、社会安定を脅かす情報は公開してはならず(第8条)、内容の選択は依然として中央政府が握っている

うーんとりあえず中国の基準といえば、
「ネットで民族分離扇動」=ウイグル族被告に懲役9年−中国
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070417/1176818920
では、『「分離独立活動の扇動と従事」の罪
ネットで政権中傷と懲役6年実刑…中国、元運営者に
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070322/1174577151
では、『国家政権転覆扇動』ということですが、どこまで公開されるんでしょうか。

あと「国家政権転覆扇動罪」というと、こんな記事もありました
2007/01
外国メディアの取材阻止? 中国、人権派弁護士を連行か
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070103/chn070103000.htm

 香港紙、明報は3日、昨年末に「国家政権転覆扇動罪」で懲役刑の判決を受けた中国の人権派弁護士、高智晟氏が1日夜、家族とともに北京の自宅から連行されたと報じた。関係者の話として伝えた。

 中国政府は北京五輪対策の一環として、外国人記者らを対象とした取材規制を1日から期限付きで部分緩和。取材対象者の同意があれば当局の許可なしで取材が可能となった。このため外国メディアが同氏らと接触しないよう、当局が連行したとみられている。

 高氏は陝西省の山間部で軟禁されている可能性が高いという。同氏は2005年秋、胡錦濤国家主席に「法治の徹底」を求める公開書簡を発表、業務停止処分になった。昨年末には懲役3年、執行猶予5年、政治的権利はく奪1年の判決を受け、自宅で当局の監視下に置かれた。(共同)

どーなんでしょうか。