【台湾】「上班族」、9割が外資系での就業希望

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070508-00000010-nna-int

 就業仲介サービスの1111人力銀行が先ごろ行った「あこがれの外資系企業アンケート調査」で、「上班族」(サラリーパーソン)の9割以上が外資系企業で働きたいと思っていることが分かった。企業の将来性、福利厚生、給与なとが高く評価されている。同社サイトの外資系企業関連コンテンツへのアクセス数も昨年末より4割増えており、外資系企業の人気の高さをうかがわせている。

 アンケートは先月10〜30日、インターネット上で実施、1,562件の有効回答を得た。

 その結果、上班族のうち外資系企業で働きたいと思っている人は96%に上った。その理由として、61.8%が「将来性がある」、58.5%が「福利厚生が良い」、51.1%が「給与が良い」を挙げた外資系企業の整備された企業体制、安定した利益、手厚い福利厚生や地場企業よりも多い給与などが評価されていることが分かる。

 1111人力銀行の呉睿穎副総経理は、外資系企業の魅力について「外資系の労働環境に従業員は幸福感を得ている。業務面のトレーニングも充実し、休日も法定日数を上回る。また昨年は平均3.07カ月の一時金を支給している」と説明する。

 また、「派遣形式でも外資系で働きたい」と思っている者も88.1%、「外国での駐在もいとわない」は78.9%に上った。その理由として70.6%が「視野が開ける」、52.3%が「国際的企業でのノウハウが習得できる」を挙げたほか、「将来のキャリアアップになる」と考えている者も少なくなかった。このほか、国籍別では米国系(47.5%)、日系(23.7%)の人気が高かった

 ■IT・製造業人気トップ3はIBMソニー、MS
 
 このほか、あこがれの外資系企業として大手各社の名が挙がっている。IT(情報技術)・製造業で最も人気があるのはIBMソニーは小差で2位に食い込んだ。3位はマイクロソフト(MS)だった。金融業ではアメックスがトップ、2位はシティバンク、3位はHSBCとなっている。百貨・流通業トップ3はイケア、ナイキ、カルフールの順。その他の業界の1位はヤフー、2位はグーグル、3位はグランドハイアットだった。

しかし、台湾企業では将来性がないと思ってる人が多いんですかね。台湾にもがんばってほしいものですけど。