米、イランと北朝鮮の協力拡大に懸念

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070512/usa070512002.htm

 【ワシントン=有元隆志】マコーマック米国務省報道官は11日の記者会見で、北朝鮮とイランが協力関係の拡大に関する合意文書に署名したことについて、「両国はミサイル技術の移転だけでなく、さまざまな段階で協力してきた歴史がある」と懸念を表明した。

 そのうえで、「いかなる交流であれ、国連決議に従うことを期待する」と述べ、核兵器弾道ミサイルなどで協力を拡大しないよう求めた。

 同報道官によると、ライス国務長官は14日からロシアを訪問し、イランの核問題も協議するという。

 ロイター通信によると、イランを訪問した北朝鮮金永日外務次官はモッタキ外相らと会談し、協力拡大で合意した。

うーんイランにはそっちに行ってほしくないですが、仕方ないですね…
と思ったら証拠もあるようで、
北・イランの軍事交流拡大懸念=米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070512-00000003-jij-int

 【ワシントン11日時事】マコーマック米国務省報道官は11日、北朝鮮金永日外務次官がイランの核開発に支持を表明したことについて、「国際社会はイランの核計画を懸念しており、同国の核兵器獲得は容認できないとしている」と批判した。また、北朝鮮とイランがミサイル技術などで協力していた「証拠がある」と指摘、両国の軍事交流拡大に懸念を示した。

 イラン国営通信によれば、同国を訪問した金次官は10日、ダバーディ第1副大統領、モッタキ外相と相次いで会談し、イランの核開発を支持する意向を強調。また、モッタキ外相との間で両国の協力拡大をうたった合意文書に調印した。