インマン元CIA副長官、諜報能力低下に警鐘

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070626id21.htm
ちょっと前のニュースですけど。[アジア]はカテゴリつくってないので加えてませんが。

 米諜報(ちょうほう)界の重鎮、ボビー・インマン元米国家安全保障局(NSA)長官(76)が26日、都内の日本外国特派員協会で講演し、米国が誤った情報に基づいてイラク戦争開戦に踏み切ったとされる問題について、「過去20年間にわたる諜報能力の低下傾向の表れだ」と述べ、NSAや中央情報局(CIA)などの米情報機関の情報収集・分析力の低下に警鐘を鳴らした。

 インマン氏は「最も不足しているのはスパイではない。公開情報を収集できる人材だ」と述べ、中東やアジアの言語、文化を理解する分析官の不足が、米政府がイラク大量破壊兵器に関する認識を誤る一因となったとの見方を示した。

 また、「分析力の回復には長い時間がかかる」とも指摘した。

 インマン氏は1952年以降、米海軍情報部分析官や国防情報局副長官、CIA副長官などを歴任した。(国際部 尾関航也)

(2007年6月26日23時18分 読売新聞)

公開情報を収集できる人材に僕も数えてもらえませんかね。しかし、どうなるんですかね、これから。