ナセル大統領の義理息子、英で怪死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070629-00000913-san-int
【ロンドン=蔭山実】エジプトの故ナセル大統領の義理の息子にあたるアシュラフ・マルワン氏(63)がロンドンの自宅で転落死したことが伝えられ、その怪死が波紋を広げている。マルワン氏は、イスラエルとエジプトの二重スパイだったといわれ、憶測が飛び交っている。
億万長者でもあるマルワン氏が、ロンドン中心街の高級アパート5階のバルコニーから転落したのは27日。ロンドン警視庁は60代の男性が不審な死を遂げたことだけ認め、詳細は明らかにしていない。
28日付の英紙タイムズによると、マルワン氏は1970年にナセル大統領が死去した後、サダト大統領の顧問をしていたが、80年代初めにロンドンに移住した。歴史家らはマルワン氏が69年以降、イスラエルの対外特務機関、モサドに雇われていたと指摘。同氏は第4次中東戦争が始まった73年にエジプト、シリアの両軍による奇襲攻撃の開始時期をイスラエルに伝えていたという。ただ、実際は、誤った開始時期を伝えてイスラエル軍を苦戦させたともいわれ、イスラエルの元軍高官らはエジプトの二重スパイだったと主張した。
「バベル」がマルワン氏の暗号名だったといわれ、ロンドンではイスラエルの対外機関、モサドと接触していたとされる。転落死当日もイスラエルの歴史家とロンドンで会う約束をしていたという。
エジプトのイスラエルのスパイというと、こんな↓
■「日本人被告」に不在のまま終身刑=原子力庁スパイ事件−エジプト
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070625/1182769173
記事もありましたね。関連は無いのかな。
って6/25には気がつかなかったけど、日本人の名前『シロ・イゾ』以外の報道もあるのね。
■スパイでエジプト人技術者らに終身刑 邦人男性も?
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070625/wld070625003.htm
中東通信によると、エジプトの国家治安裁判所は25日、原子力庁のコンピューターから核開発情報を入手するなど、イスラエルのためのスパイ行為をしたとして、同庁のエジプト人技術者ムハンマド・サベル被告(35)と、欠席裁判の日本人男性、アイルランド人男性の計3人に終身刑判決を言い渡した。
日本人とアイルランド人の行方は分かっていない。日本人は香港在住の「アイズ・シロウ」または「イズ・シロウ」という氏名の40代の男性とされるが、在エジプト日本大使館は「該当する日本人の存在は確認できていない」としている。
検察当局によると、日本人とアイルランド人は香港でサベル被告に金品を渡し、核開発情報を入手したとされる。(共同)
『シロ・イゾ』よりは該当する人いそうですけどね。