中国語学科を卒業すればスーダンでは就職確実!? 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070724-00000001-cou-int

中国製品や中華系の企業、そして飲食店の進出が近年著しいスーダンでは、中国語がブームになっている。首都ハルツームハルツーム大学では先日、「中国への橋」スピーチコンテストが行われ、100人余りの学生が、中国語でスピーチをしたりジョークを言ったりしたという。みんな流暢(りゅうちょう)だったが、中国語で歌うコンテストに移ると、惨憺(さんたん)たる歌声も響いたとか。

「中国はいまや経済大国です。スーダンには多くの中華系企業が進出しているので、私たちにとっても、通訳として働けるチャンスがあるのです」と、語る女子学生は、「中国語は美しい言葉だと思いますよ」と続けた。

同大学の中国語担当教授はこう話す。

「学生の間で中国語が人気なのは、お金が稼げるのが動機になっています。なにしろ、うちの学科を卒業した学生は100%中華系の企業に就職できますからね」就職先の企業としては、特に石油関連や通信、旅行代理店などが挙げられる

スーダンは、産出される石油の60%を中国に輸出しており、中国のエネルギー企業CNPCがスーダン最大手の石油企業の株式40%を保有するなど、両国の関係は深い。スーダンの石油は精製しやすいため需要も高い。そのため、石油産業はここ数年で急成長している。学生たちは、このスーダンのオイルブームを牽引する中華系企業に引きつけられているのだ。

ハルツーム大の学生の一人はこう語った。「大学を卒業したら、中国に留学して修士号を取りたいですね。最終的には中華系の企業で、ペイのいい仕事に就きたいと思っています。 」

BBCニュース(UK)より。

まぁ中国とスーダンの関係のいい面なんでしょうけど、
国連総長ダルフール問題で中国の建設的役割を称賛
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070626/1182859711
あたりにかなり負の面を集めていますので、そちらも合わせてお読みください。

まぁスーダンとは関係ないようですが、
エチオピア武装集団、中国の石油会社を襲撃…74人殺害
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070425/1177454226
のように中国が現地政府を利するということで、反政府勢力に中国人が狙われたりもするようですが。

なぜ今アフリカで反中感情が…?
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070305/1173119589
とかもありましたね。