米の姿勢に不満表明=国連加盟問題で台湾総統

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000012-jij-int

 【ニューヨーク14日時事】台湾の陳水扁総統は14日、テレビ回線を通じてニューヨークの記者団と会見し、「台湾」名義による国連加盟に反対する米国の姿勢について「当惑を深めている。反対の本当の理由を知ることができるよう切に願う」と述べ、不満を表明した。

反対の本当の理由はまぁ中国なんでしょうけど、理論的に自由民主主義と整合性を持たせるように説明しろと言うと多分無理でしょうね。しかしその一方でこういうこと↓
台湾にP3C対潜哨戒機など売却、米国防総省が議会に通知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070913-00000211-yom-int

 【ワシントン=宮崎健雄】ロイター通信によると、米国防総省は12日、台湾に、P3C対潜哨戒機12機と、144基の迎撃ミサイルSM2を売却する計画を議会に通知した。

 売却額は22億ドル(約2500億円)以上となる。

 武器売却には議会の承認が必要。同省は、台湾の安全保障や地域の軍事バランスに役立つとしているが、中国の反発が予想される。

をするのがアメリカですね。あと、国連事務総長も非難されてますね。
台湾総統国連事務総長非難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000085-san-int

 台湾の陳水扁総統は14日、ニューヨークの記者団と会見し、米国が「台湾」名義での国連加盟の是非を問う住民投票に懸念を示したことについて、「本当の理由を知りたい。おそらく中国の反対、威嚇があるのだと思う」と述べ、不満を表明した。さらに「国連加盟は台湾の77%の人が支持している。総統として人々の意思を尊重する」と来年3月に予定している住民投票を実施する意向を改めて強調した。また、潘基文国連事務総長が「台湾は中国の一部」との見解を示したことについては「職権の乱用だ」と批判した。(ニューヨーク 長戸雅子)