<核の闇市場>「まだ活動」、監視体制の強化訴え 南ア大使

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000037-mai-int

 【ウィーン会川晴之】南アフリカ政府で大量破壊兵器拡散防止を担当するミンティー大使は11日、ウィーンの国際原子力機関IAEA)で会見し、南アフリカからリビアパキスタンにウラン濃縮用機器が不正輸出された事件の調査結果を発表した。大使は「(核の闇市場は)まだ活動している」と述べ、国際的監視体制の強化を訴えた。

 IAEAの協力を得て南ア当局が調査した。これによると、ドイツ国籍のゲルハルト・ビッサー、スイス国籍のダニエル・ガイゲスの両被告が80年代後半から03年までの間、パキスタンの「核開発の父」と呼ばれるカーン博士によって構築された「核の闇市場」の注文を受け、ウラン濃縮用遠心分離機の部品などの不正輸出を繰り返した。2人の動機は「金もうけ」(同大使)だった。

 南アフリカの裁判所は今月4日、ビッサー被告に禁固18年、追徴金約5億3000万円の実刑判決を下したが、同被告が捜査に全面協力したことを理由に禁固刑の執行は猶予した。「核の闇市場」に関する事件で判決が出たのは初めて。ガイゲス被告の判決は21日に予定されている。

 カーン博士は80年代後半から04年までイランやリビア北朝鮮などに、核兵器開発に転用可能なウラン濃縮機器や核物質を不正に販売した。博士は04年に事実を認め、以後、パキスタンの自宅で軟禁状態にある。闇市場」には、「30カ国以上」(同大使)が関与したと見られ、IAEAなどが究明を続けている

同様記事ありますね。
<核の闇市場>国際的監視強化を訴える IAEAで南ア大使
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000108-mai-int

 南アフリカ政府で大量破壊兵器拡散防止を担当するミンティー大使は11日、ウィーンの国際原子力機関IAEA)で会見し、南アからリビアパキスタンにウラン濃縮用機器が不正輸出された事件の調査結果を発表した。大使は核の闇市場について「まだ活動している」と述べ、国際的監視体制の強化を訴えた。

まだ活動しているといっても具体的にどこの国が関係してるんすかね。