米大統領選候補のジュリアーニ氏、銃肯定派に「変節」

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070922/usa070922013.htm

 次期米大統領選の共和党有力候補、ジュリアーニニューヨーク市長が21日、銃規制を支持した従来の立場を変え、銃所持の権利を擁護する姿勢を鮮明にした。保守層取り込みを目指した戦略の一環とみられるが、「変節」との批判を招く恐れもあり、共和党指名争いへの影響が注目される。

 有力な保守系圧力団体として知られる全米ライフル協会(NRA)が同日ワシントンで開催した大会であいさつしたジュリアーニ氏は「銃を所持する権利は言論の自由など、憲法が保障する他の権利と同様に重要だ」と指摘。2001年の米中枢同時テロを経験し、銃所持の権利を強く意識するようになったなどと話した。

 ジュリアーニ氏はニューヨーク市長時代に銃犯罪撲滅を目指し銃器メーカーを相手取った訴訟を支持したり、NRAを「過激派」と批判した経緯がある

 NRAの大会に同席した他の候補から早速「銃を所持する人たちは過激派ではなく、普通の米国人だ」(マケイン上院議員)などと過去の発言を当てこすって皮肉られていた。

バージニア工科大銃乱射も普通の人ですかね。