ミャンマーではいろんな人が拘束されてるようですが、人数すらはっきりしないようで

ミャンマー軍事政権、僧侶650人以上拘束
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000004-yom-int
読売新聞の方が長いのでそっちの方を
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070927it04.htm

26日、ミャンマーヤンゴン市内でバリケードを築いてデモの警戒にあたる警官隊=ロイター

 【バンコク=田原徳容】ミャンマー軍事政権は27日未明、最大都市ヤンゴンで、反政府デモを主導した僧侶らが所属する僧院数か所に武装兵士を突入させ、僧院の建物を破壊するとともに、僧侶650人以上を拘束した。

 軍政が、連日のデモ活動を強硬手段で阻止する姿勢を鮮明にしたことで、僧侶や市民による軍政への異議申し立ては、早くも正念場を迎えた。

 在ヤンゴン消息筋などによると、27日午前0時(日本時間同2時30分)ごろから、治安部隊がヤンゴン市北部ヤンキン地区のモーコン僧院や、南オカラパ地区のグェチャン僧院など数か所を急襲し、門扉や建物の一部を棒などで壊した。さらに、敷地内で休息するなどしていた僧侶を次々に拘束し、車両で運び出したという。僧侶側の負傷者の有無は不明だが、一部で暴行があったとの情報もある。

 また、ヤンゴン以外の同国東北部でも、僧院が摘発され、僧侶が連れ去られた、との報道もある。

 一方、軍政当局は、26日夜から27日朝にかけ、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(62)率いる国民民主連盟(NLD)の広報担当者など、メンバー数人を拘束した。

 今回の大量拘束は、デモを主導する僧侶や民主活動家の動きを一気に封じ、混乱の収束を狙ったものとみられる。軍政関係者は本紙の取材に対し、「我々は何があろうと、デモ撲滅に努める」と語った。しかし、僧院の破壊や無抵抗な僧侶に対する暴行は、僧侶を尊敬する市民を一層刺激する可能性が高い。軍政の動きに反発した僧侶や市民が27日もデモを決行し、治安部隊との衝突が激化する懸念も高まっている。

(2007年9月27日13時50分 読売新聞)

NLDに関しては産経新聞(ていうか共同通信)も書いてますね。
ミャンマー、野党幹部の拘束確認
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070927/wld070927010.htm

 ミャンマー最大野党、国民民主連盟(NLD)の当局者は27日、幹部2人を含むメンバーが拘束されたことを確認した。NLD本部は同日、閉鎖された。(共同)

産経新聞バンコク支局だと200人拘束だそうで。AP通信の情報としてNLDにも触れてます。
寺院急襲 200人拘束 ミャンマー 軍政、野党指導者も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000078-san-int

 【バンコク支局】僧侶らによる大規模な反政府デモが続くミャンマーで、軍事政権当局は27日未明、ヤンゴン市内の2寺院を急襲し、僧侶ら200人を拘束した。ロイター通信が伝えた。また、AP通信は最大野党、国民民主連盟(NLD)のスポークスマンを含む反体制指導者が拘束されたと報じた。軍政側は26日、デモ弾圧を開始し、参加者に発砲、100人以上の死傷者を出したとの情報もあり、事態収拾を図るため、民主化勢力への弾圧を強めているもようだ。

 軍政側は26日夜の発砲に続いて、寺院に逃げ込んだ僧侶らを拘束するため、軍部隊が27日未明、同市ヤンキン地区のモーコン寺院など2寺院を急襲し、建物を破壊したうえ、多数の僧侶らを拘束した。

 また、ヤンゴンの消息筋がロイター通信に語ったところでは、ミャンマー北東部の寺院も軍部隊による摘発を受けたという。

 AP通信は、NLDのスポークスマン、ミン・ティンさんらが身柄を拘束されたと伝えている。NLDは自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが書記長を務めている。

 NLDのメンバーが身柄を拘束されたことで、軍政当局が今後、民主化運動指導者への弾圧を強めることが予想される。

 ミャンマーでは8月の燃料価格値上げをきっかけに、今月18日から僧侶がヤンゴン市内で抗議デモを開始。デモに市民が合流して拡大、民主化要求運動の様相を強めていた。軍政当局は26日、デモの弾圧に乗りだし、僧侶ら100人以上が死傷したとの情報が伝えられていた。

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毎日新聞では人数はっきりしてないようで
ミャンマー:僧侶ら数百人拘束 治安部隊が僧院も破壊か
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070927k0000e030037000c.html

 【バンコク井田純】ミャンマーからの情報によると、反軍政デモに対する武力鎮圧で流血の事態となった最大都市ヤンゴンで27日、治安部隊が複数の僧院に突入、僧侶ら数百人を拘束した模様だ。僧院が破壊されたとの情報もある。軍事政権は、地方に配置していた軍部隊をヤンゴンに送り要員を増強していたが、拡大の一途を続けるデモに対し、僧侶らの拠点となっている僧院の弾圧に踏み切ったとみられる。

 仏教国ミャンマーを象徴する僧院への直接的な弾圧で、市民らの怒りはさらに高まり、対決は一層先鋭化する見通しだ。

 また、AP通信は同日、アウンサンスーチー書記長率いる同国最大野党「国民民主連盟」(NLD)の幹部が軍事政権に拘束されたとの情報を伝えた。

 ヤンゴンでの26日の武力弾圧について、AP通信は5人が撃たれ死亡したと伝えた。軍事政権は同日夜、国営放送を通じ「1人が死亡、3人が負傷した」と死傷者が出たことを認め、僧侶らデモ参加者を非難していた。

 僧侶や市民は軍政の武力弾圧で死傷者が出たことに強く反発、27日も反軍政デモを続ける構えを示している。27日はNLDの創設記念日に当たるため、反軍政機運が盛り上がってさらに衝突がエスカレートする可能性が高まっていた。

 26日には、ヤンゴンの他に第2の都市マンダレー、西部海岸の都市シットウェでも約1万人規模の抗議デモが起きた。

毎日新聞 2007年9月27日 11時34分 (最終更新時間 9月27日 15時06分)

最後にCNNを
ミャンマーで仏教僧100人拘束 軍政が武力弾圧続ける
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200709270035.html

2007.09.27
Web posted at: 20:12 JST

  • CNN/AP

ヤンゴン──ミャンマーの旧首都ヤンゴン市内で27日未明、軍事政権当局が僧院を急襲し、反軍政デモ対策として仏教僧を拘束した。拘束された仏教僧は約100人とみられている。AP通信によると、市民らによる反政府デモも発生、推定7万人が参加した。

目撃者によると、スーレー・パゴダ(仏塔)周辺では、デモ参加者の1人が兵士に撃たれた。負傷の程度は不明。威嚇発砲が命中したともみられる。軍政は25日、外出禁止令、5人以上の集会禁止を布告したがこれを無視したもので、ヤンゴンでのデモ発生は10日連続。

僧院の強権的な封じ込めや威嚇発砲は、デモ隊の数人が規制で死亡した26日に続き、軍政が武力弾圧に踏み切ったことを示す。軍政はこれまで、反政府感情の高まりを懸念し、国民の尊敬を受ける僧侶への実力行使の抑え込みは避けてきた。

ともうかがわせる。軍政の人権侵害などを批判する欧米諸国が威嚇発砲、デモ規制に反発するのも必至となっている。26日のデモは収まったとみられるが、27日以降の僧侶、軍政の動向が極めて注目される重大局面となってきた。

軍政は27日、ヤンゴン市内に数百人規模の部隊を配置し、シュエダゴン・パゴダやスーレー・パゴダ、デモ開催地点となっている大通りを封鎖。ヤンゴン市内のスウェーデン大使館職員がCNNの電話取材で語ったところによると、何千人もの人々が路上で平和的なデモを開催した。ただ、仏教僧の姿はなく、拘束されたかパゴダに軟禁されている可能性があるという。

AP通信によると、ヤンゴン市内中心部のデモ隊は僧院急襲に抗議したが、治安部隊がデモ隊に催涙ガスを放った。急襲対象になった僧院は2カ所だった。

治安部隊はまた、27日未明、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏率いる野党・国民民主連盟(NLD)のスポークスマンと幹部の2人を拘束した。NLD本部が封鎖されたとの情報もある。

外交筋が匿名を条件に語ったところによると、スー・チー氏が刑務所に収容されたとの一部情報があるものの、同氏の自宅周辺にさらに多くの治安部隊が展開し、自宅敷地内にも100人以上の兵士が入ったことから、同氏は引き続き自宅軟禁下にあるとみられる。ヤンゴン市内では、市民にデモ参加を呼びかけるビラが配布されている。

まぁ死傷者数と言う言葉は、使い方次第って感じなんで、拘束者数だけ調べてみました。