対中南米関係、悪化も=FTA承認失敗なら−米国務長官

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000034-jij-int

 【ワシントン9日時事】ライス米国務長官は9日、当地で中南米との通商関係について講演し、米議会の承認待ちとなっているペルー、コロンビア、パナマとの自由貿易協定(FTA)について、承認できなければ「3カ国と米国との関係は大きな打撃を受け、取り返しがつかなくなるだろう」と述べ、早期の可決を訴えた。

 国務長官は「米国は約束を守らないとのメッセージを(中南米)全域に送ることになる」と指摘。さらに「民主主義の敵にどんなメッセージを送ることになるのか考えてほしい」と語り、中南米諸国との関係悪化は反米的な態度を取っているチャベスベネズエラ大統領を利するだけだとの認識を示唆した。

アメリカが中南米に脅しをかけてるのかと思いましたが、逆に、悪化することを気にしているんですね。