米国務長官が露政権の言論弾圧に懸念…人権団体幹部と会談

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000415-yom-int

 【モスクワ=瀬口利一】当地を訪問中のライス米国務長官は13日、ロシアの人権擁護団体幹部と会談し、活動を支援する意向を伝えた。欧米の批判を嫌うプーチン政権を過度に刺激するのを避けながら、言論弾圧や野党排除が横行するロシアの現状に懸念を示した。

 ロイター通信によると、ライス長官は、「モスクワ・ヘルシンキグループ」のアレクセーエワ氏ら8団体の代表に「ロシアに活動組織を根付かせる支援ができるだろうか」と慎重な言い回しで語りかけ、民主主義の「普遍的価値」を強調した。

モスクワヘルシンキグループは今まで名前出したことないと思いますけど、人権団体ですね。ようするにアメリカはそれを根付かせる支援をしたいと。

モスクワヘルシンキグループは、たとえば
女性記者殺害から1年 世界各地で追悼の催し
http://www.asahi.com/international/update/1007/TKY200710070096.html

 ロシアでプーチン政権を厳しく批判してきた女性ジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤさんがモスクワ市内の自宅アパートで射殺されて7日で1周年。同市内で追悼集会が開かれた。

 人権団体モスクワヘルシンキグループのアレクセーエワ代表はロイター通信に「アンナは存命中から報道の自由だけでなく自由そのものを象徴する存在だった」と述べ、ロシアで自由が失われつつあることを警告した。

 この日モスクワ市内では、冷たい雨が降る中、プーチン政権の初代首相から野党勢力に転じたカシヤノフ元首相らの呼びかけで開かれた追悼集会に約1000人が参加。ポリトコフスカヤさんの写真や「真実の代償は死だった」などのプラカードを掲げた。ポリトコフスカヤさんの友人や同僚らは写真展を開催。ロイター通信によると、ニューヨーク、パリ、ローマなどでも追悼する催しが開かれた。

 ポリトコフスカヤさんは昨年10月7日、買い物から自宅アパートに帰宅した際、エレベーター内で何者かに射殺された。検察当局は今年、内務省と連邦保安局(FSB)の現職、OBを含む10人を逮捕したと発表したが、一部は釈放され、真相は不明だ。

などに出ています。