領土問題解決、関係発展が条件=書面インタビューでロシア外相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000086-jij-int

 【モスクワ13日時事】ロシアのラブロフ外相は13日、今月下旬の訪日を前に時事通信との書面インタビューに応じ、懸案の北方領土問題について「2国間関係が今よりも高い水準に達することが領土問題で合意に至るために客観的に必要な条件だ」と述べ、日ロ関係の発展が解決の前提になるとの考えを示した。

 同外相は、両国関係が2003年の日ロ首脳会談で採択された日ロ行動計画に基づいて「テンポを速めながら緊密化している」と評価。トヨタ自動車など日本企業のロシア進出に伴い、投資が活発化していることを歓迎した。また、「日ロ間の貿易はそれぞれの貿易全体の1、2%にすぎない。経済協力の水準を引き上げることは可能だ」と強調した。

 その一方で、平和条約締結後の歯舞、色丹の2島引き渡しをうたった1956年の日ソ共同宣言は「両国議会で批准された国際条約」と指摘し、「2島返還」で決着を図る立場を改めて表明。4島の帰属問題の解決に基づく平和条約締結をうたった93年の東京宣言については「法的文書ではなく、政治宣言だ」とする厳しい見方を示した。

この主張ってどのくらい正当性があるんですかね。良く分かりませんが。