ハマス指導者に弔意=イスラエルの攻撃で子息死亡−パレスチナ議長(+その他)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080117-00000040-jij-int

 【エルサレム16日時事】アッバスパレスチナ自治政府議長は16日、ガザ地区イスラム原理主義組織ハマスの最高幹部ザハル氏に電話をかけ、同氏の子息が15日のイスラエル軍による攻撃で死亡したことに弔意を示した。ロイター通信などがハマス関係者の話として伝えた。

 アッバス議長はハマスガザ地区を武力制圧した昨年6月以降、ハマス指導者と断絶状態にあった。しかし、イスラエル軍が過去2日間にガザ地区で行った作戦で、ザハル氏の子息ら20人以上が死亡。議長の権力基盤であるヨルダン川西岸でも反イスラエル感情が高まっており、議長は確執より民族の連帯を優先した形だ。

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イスラエルは和平の裏で、ガザのハマスへは攻撃をしているわけですよね。まぁ、イスラエルも下手にパレスチナに譲歩したら連立政権崩壊ですから、
イスラエル>極右政党が連立内閣から離脱
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080117/1200518155
ガザのハマスくらいには強硬なところを見せないと、現政権自体がやばいのかもしれません。まぁでもアラブ側のイスラエルへの反発も頂点に達しているのではないでしょうか。

サウジ外相、米国の中東政策批判・「イスラエルへの譲歩限界」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080116AT2M1601K16012008.html

 【ドバイ=加賀谷和樹】「一体、これ以上何をイスラエル人に譲歩できるというのか」――。サウジアラビアのサウド外相は15日の記者会見で声を荒らげ、米国の中東政策を批判した。同外相はブッシュ米大統領がサウジの前に訪れたエルサレムで「イスラエルに手を差し伸べるようアラブ諸国に求める」との声明を出したことに反発した。

 サウド外相のリヤドでの会見に同席したライス米国務長官ブッシュ大統領と同様な内容の発言をしており、面目を失った格好だ。

 ブッシュ大統領ペルシャ湾岸4カ国歴訪は同日で事実上終わった。パレスチナ国家建設を歓迎する一方でイスラエル寄りの姿勢を隠さない米国と、これに不信感を募らせる湾岸諸国のぎくしゃくぶりが目立った。(20:01)

関連サイト

*「サウジ・新潮流」 総額2.5兆ドル。ヘッジファンドを上回った“国富ファンド”の正体・田中保春〔BIZ PLUS〕

しかし、弱い立場のパレスチナ人達ですから、なんとか手を取り合って欲しいものですが、そんなの感傷的すぎますかね。