<イラク>シリアからの武装勢力の流入減少 駐留米軍指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080121-00000082-mai-int
毎日新聞も記事同じかな。記事は毎日から。
http://mainichi.jp/select/world/news/20080122k0000m030038000c.html
【カイロ高橋宗男】イラク駐留米軍のスミス報道官は20日、シリアからイラクへの武装勢力の流入が減少していると指摘した。シリア側の国境警備強化に一定の評価を与え、これまでのシリア非難を幾分緩和した。AFP通信が伝えた。報道官は「07年初めに月(平均)110人だった武装勢力の流入が、現在は40〜50人に減少している」と述べた。シリアからイラクへ流入する武装勢力メンバーの多くは、サウジアラビア出身者とみられる。報道官は流入減少の理由としてシリアの警備強化に加え、サウジがシリアへの入国規制を強化したことも挙げた。
シリアやイランなどを敵視する米国の政策により、シリアは国際社会のみならず中東地域でも孤立化を深めている。イラク問題での米国への協力は、閉塞(へいそく)状況の打開に向けた「外交カード」の一つとみられている。
毎日新聞 2008年1月21日 19時05分
以前、
■イラクに流入のアルカイダ戦闘員、リビア人が増加 米報告
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071221/1198243543
という記事があったのですが、ともかく出身国別だと
244人(41・0%)は、従来多数を占めていたサウジアラビア人。リビア人はこれに続く112人(18・8%)だった。過去の研究では、外国人戦闘員のうちリビア人が占める割合はわずか4%程度とみられていた。戦闘員はこのほか、シリア、イエメン、モロッコ、ジョーダンからも流入
とありますが、
リビア人戦闘員は今年5月ごろから急増したとみられる。その多くが同国北東部出身で、シリア経由で入国している。
と上の記事のサウジアラビア出身と同じく、シリア経由が多いようで、しかしサウジからシリアを経由する理由は上の地図を見ても良く分かりませんが。
ともかくシリアと国際社会の関係ですが、
■サウジ、シリアも参加、イラクは欠席 中東和平会議
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071128/1196260711
辺りから考えても良くなってるんじゃないかと思います。ともかくシリアからの武装勢力の流入が減れば、イラクの安定にも良いのではないかと思います。