ウイグル独立派組織が反論 「五輪テロはあり得ない」

http://www.asahi.com/international/update/0311/TKY200803110008.html

 中国新疆ウイグル自治区政府幹部がウイグル独立派組織が北京五輪を狙ったテロを計画していたと明かした問題で、亡命ウイグル人組織の連合体「世界ウイグル会議」のスポークスマンが9日、「ウイグル人北京五輪の開催に反対するが、五輪の精神は尊重する。テロ活動をすることはあり得ない」とのコメントを台湾の中央通信社に寄せた。

 同会議は「五輪招致時の人権状況の改善という約束を守っていない」と五輪開催反対の立場を示した上で「自治区政府が一方的にウイグル人がテロ活動を計画したと告発するのは、国際社会からウイグル人を孤立させるためだ」と批判した。

まぁ確かにテロするよりデモしてた方が、同情を集めそうだから、テロ計画を否定するのも判る気がしますが。

この↓続報ですね
ウイグル独立派が五輪テロ計画 中国幹部が記者会見
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008030901000586.html
2008年3月9日 20時58分

 【北京9日共同】中国新疆ウイグル自治区トップの王楽泉共産党委員会書記ら同自治区指導部メンバーは9日、北京市内で行われた記者会見で、当局が最近制圧したウイグル独立派の「テロリスト」が、今夏の北京五輪を対象としたテロ攻撃を計画していたと述べた。

 「テロリスト」は独立運動組織「東トルキスタン・イスラム運動」のメンバーとみられる。王書記は、テロリストの名前や計画の具体的内容については言及しなかった。

 また今月7日、同自治区ウルムチを飛び立った国内線旅客機が甘粛省蘭州市緊急着陸したことを明らかにした上で、テロ攻撃を受ける恐れがあったための措置だったことを示唆した。