アルカイダとの関係なかった=旧イラク政権に関する米報告+サウジ、エジプト

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080312-00000037-jij-int

 【ワシントン11日時事】米ABCテレビ(電子版)は11日、米軍がイラクの旧フセイン政権と国際テロ組織アルカイダには直接的関係はなかったとする報告書を作成したと報じた。

 これまでにも両者のつながりを否定した報告書はあったが、今回の報告書は、米軍が押収した大量のイラク公文書や旧フセイン政権幹部の証言を基にしたもので、最も包括的な内容という。

 ブッシュ政権は旧フセイン政権とアルカイダのつながりを対イラク開戦の大義名分の1つとして挙げていたが、開戦の根拠がまた揺らいだ格好だ。 

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フセイン元大統領、「ビンラーディンは狂信者」と供述
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080130/1201697285
と言うのが一番最近のの気がします。多分大義名分という言葉の意味事態が、英語圏の人と違うんでしょうね。

しかしまぁアルカイダと関係のある国を片っ端からつぶしてたらえらい事になりますね。
アル・カーイダは内紛状態」後継巡る対立で…CIA長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000017-yom-int
記事は読売から、
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080313-OYT1T00366.htm

 【ワシントン=黒瀬悦成】米中央情報局(CIA)のマイケル・ヘイデン長官は、米ワシントン・タイムズ紙(12日付)との会見で、国際テロ組織アル・カーイダが、現指導者ウサマ・ビンラーディンの後継の座などをめぐり、サウジアラビア系とエジプト系の幹部グループの間で「内紛状態」にある、との見方を明らかにした。

 アル・カーイダはサウジ系グループが主に資金調達や構成員の思想教育などを担当する一方で、エジプト系グループはテロ要員の戦闘訓練や爆弾製造技術の開発、組織運営などを仕切っているとされる。

 ヘイデン長官は、「組織の上級幹部にはエジプト系が圧倒的に多いにもかかわらず、ビンラーディンがサウジ出身のため、内部で摩擦が生じている」とし、ビンラーディンが死亡した場合、サウジ系とエジプト系の対立が先鋭化する可能性を示唆した。

 長官はまた、ビンラーディンの消息について、「死亡したことを示す証拠はない」としつつも、「潜伏するのに多大な労力を費やしている」せいで、テロ活動への関与は限定的となり、代わりにナンバー2で有力後継者と目されるエジプト系のアイマン・ザワヒリ容疑者の活動が目立っている、と述べた。
(2008年3月13日12時36分 読売新聞)