パレスチナでハマス支持上昇 イスラエルの強攻策裏目
http://www.asahi.com/international/update/0324/TKY200803240044.html
パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム過激派ハマスの崩壊を狙ってイスラエルが続ける境界封鎖と軍事攻撃が、逆にハマスの支持率を上げていることが世論調査で明らかになった。調査したパレスチナ政策調査センターは「(イスラエルの行為は)ハマスが封鎖破りに成功したとの評価と、軍事攻撃の犠牲者という同情を呼んでいる」と指摘した。
調査はヨルダン川西岸とガザの両自治区、東エルサレムのパレスチナ人を対象に13〜15日に行われた。「(パレスチナ自治政府の大統領にあたる)議長選挙が今日行われたら誰に投票するか」との質問に、ガザの「ハマス政権」を率いるハニヤ首相を選んだのは47%で、現職のアッバス議長は46%。昨年12月の前回調査ではハニヤ氏が37%で、アッバス氏の56%に引き離されていた。
前回調査後、ガザでは1月末にエジプトとの境界壁が爆破され、封鎖で物資不足に陥っていたガザ住民が大量越境して買いだめをした。2月末から3月初めにはガザからのロケット弾攻撃を阻止するとの理由でイスラエル軍が侵攻し、130人以上が死亡した。
同センターは「アッバス議長と与党のファタハは、占領下の現実を変えられず、交渉で占領を終わらせることもできないと受け止められている」と見ている。
やっぱり民主主義やればアメリカの都合のいい政治家が選ばれると言うわけではないですね。
■イラクでマフィア型犯罪増加=政府に浸透、経済支配目指す−米軍
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071129/1196337607
あたりにも書きましたが、アメリカの都合のいい人間だけで、政治をやろうとしても無理がありますね。