<北京五輪>仏大統領の出席条件「ダライ・ラマと対話を」→仏否定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080405-00000114-mai-int

 【パリ福井聡】フランスのヤド外務・人権担当相は5日付のルモンド紙に対し、サルコジ大統領が北京五輪の開会式に出席する条件として、中国政府とチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との対話開始など三つを挙げた。いずれも中国側の受け入れが困難なものばかりで、7〜12月に欧州連合(EU)の議長となるサルコジ大統領が欠席を正式に決めれば、EU諸国に同調が広がる可能性も出てくる。

 中国政府に対する他の2条件は、国民への暴力的弾圧の停止と政治犯釈放。ヤド氏は「3条件は不可欠だ」と強調し、中国側が応じない場合は開会式をボイコットするとしている。

 ヤド氏は、ダライ・ラマとの対話では「チベット自治チベット人の精神、宗教、文化的アイデンティティーの承認について」協議するよう要請。政治犯釈放に関しては「チベットでは昨年、僧侶132人が政治犯として逮捕された」とした上で、3月末に懲役3年6月の判決を受けた人権活動家、胡佳氏(34)の「即時釈放」を要求した。

これは中国絶対飲めないだろうと思っていたらフランス側から折れたようですね。

北京五輪>仏人権相、ダライ・ラマとの対話「条件」否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080406-00000072-mai-int

 【パリ福井聡】フランスのヤド外務・人権担当相は5日付のルモンド紙で、サルコジ大統領が北京五輪の開会式に出席する条件として、中国政府とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の対話開始など3点を挙げた。しかし、ヤド氏は報道が大きく取り上げられた直後、一転して「条件という言葉は使っていない」と否定する声明を発表した。

 「3条件」はいずれも中国側の受け入れが困難なものばかり。7〜12月に欧州連合(EU)の議長となるサルコジ大統領が五輪開会式の欠席を正式に決めれば、EU諸国に同調の動きが広がる可能性も出てくる。

 ヤド氏はルモンド紙で、中国政府に対話開始のほか、国民への暴力的弾圧の停止と政治犯の釈放を要求。「3条件は不可欠だ」と強調し、中国側が応じなければ開会式をボイコットするとしていた。ヤド氏のその後の釈明について同紙は「ヤド氏の話を忠実に文字にした」と反論している。

中国側がなぜダライ・ラマと対話しないのかについては、こちら↓に書きました。
中国人はいったん敵と決めた相手とは交渉しないらしい。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080326/1206538165