気候変動対策、日本の衛星活用=アンデス氷河消失など調査−世銀

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000027-jij-int

 【ワシントン17日時事】世界銀行は17日、中南米で進めている気候変動対策のために、日本の宇宙航空研究開発機構陸域観測技術衛星「だいち」の画像を活用することを発表し、同機構と覚書を交わした。氷河の消失が懸念されているアンデス山脈や、気温上昇によるカリブ海の生態系破壊などの調査に役立てる。

 世銀で記者会見した同機構の堀川康理事は、「最新の詳細なデータを提供することで、世界銀行とともに気候変動対策に貢献できることを誇りに思う」と話した。また、世銀の中南米地域担当のエバンジェリン・ハビエル局長は「気候変動は貧しい国々に経済的に大きな影響を及ぼす。日本の衛星の高画質のデータは対策の推進と潜在的な危険を予測する上で、非常に有効だ」と述べた。

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日本と中南米という取り合わせも変な気がしますが、間に入ってるのが世界銀行ということで、世界銀行のトップがアメリカというのが関係してるんでしょうか。しかし日本の衛星ってそんなに高画質なんですかね。なんとなく中南米のネタが少ないので取り上げてみました。