露大統領、補佐官に側近のチュイチェンコ氏を任命

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080514-OYT1T00532.htm

 【モスクワ=瀬口利一】ロシアのメドベージェフ大統領は13日、政府系天然ガス企業「ガスプロム」幹部で旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のコンスタンチン・チュイチェンコ氏(42)を大統領補佐官兼監督総局長に任命した。

 大統領府第1副長官には、プーチン政権の政策理論を支えてきたウラジスラフ・スルコフ副長官(43)を昇格させた。

 チュイチェンコ氏は、大統領就任直前までガスプロム会長を務めたメドベージェフ氏の側近。レニングラード大法学部の同窓生で、ソ連末期に地方検察局やKGBで勤務経験がある。

 兼務する監督総局長は、大統領府の「お目付け役」的なポストで、前大統領のプーチン首相もかつて大統領府に抜てきされた際に務めた。
(2008年5月14日20時01分 読売新聞)

前はこんな記事がありました。
ロシア首相、ガスプロム会長就任の可能性示唆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080430-00000750-reu-int

 4月29日、ロシアのズブコフ首相(左)は、国営ガス独占企業ガスプロムの会長に就任する可能性を示唆した。22日撮影(2008年 ロイター/Grigory Dukor)

 [ハーグ 29日 ロイター] ロシアのズブコフ首相は29日、国営ガス独占企業ガスプロムの会長に就任する可能性を示唆した。首相は当地で記者会見し「ガスプロムの会長候補リストに私も含まれている。私の認識では、選出は今年6月に行われる。それがうまくいけば、私がガスプロムの会長に就任する可能性がある」と述べた。

 一方、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルは、ガス資源が豊富なロシアのヤマール半島でガス開発を行う計画で、これには複数のオランダ企業が参加する見込みという。

 ガスプロムは、ヤマールのガス資源の大半を保有しているが、生産や、運搬用パイプラインの建設などにはまだ着手していない。

まぁ「示唆」のまま続報は無いようですが、

その前のフラトコフ元首相は
露、対外諜報機関トップに前首相
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071007/erp0710070104000-n1.htm

ロシアのプーチン大統領は6日、先月12日に解任したフラトコフ首相(57)を対外情報局(SVR)長官に任命することを明らかにした。SVRは旧ソ連国家保安委員会(KGB)の対外諜報(ちょうほう)部門を継承した機関。経済官僚出身のフラトコフ前首相には公式情報上、KGBでの勤務経験はないとされるが、2004年の首相就任前には連邦税務警察局長官を務めている。

KGB出身のプーチン大統領は従来、対外諜報機関の活動を強化する必要性を公言しており、米国のマコーネル国家情報長官は先月、ロシアと中国による対米諜報が冷戦期の水準に近づいていると懸念を表明している。

フラトコフ氏は首相退任に際して大統領から一等勲章を授与され、処遇が注目されていた。

なんかわけ分からなくて頭が痛くなってきますが。

そういえば以前こんな記事もありました。
ロシア下院、ガスプロムなどに武装認める法案を可決
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070705/1183641704