オバマ氏、ブッシュ大統領の中東演説に過剰反応?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000021-yom-int

 【エルサレム=貞広貴志】ブッシュ演説は誤った政治攻撃だ−−。

 イスラエル訪問中のブッシュ米大統領が15日に行った中東政策演説に、民主党の大統領候補指名争いで優位に立つバラク・オバマ上院議員外交政策を批判したと解釈できる部分があり、当のオバマ氏が「イスラエル独立60年の場を借りた、誤った政治攻撃だ」と反発した。

 問題の大統領発言は、「うまく交渉すればテロリストや過激主義者を説得できるとでも思っている人がいる」と述べ、交渉でイラン大統領との妥協を見いだそうとする試みを、ナチス・ドイツに対する宥和(ゆうわ)政策になぞらえて批判した部分

 オバマ氏は選挙戦で、大統領就任後の早い時期に、イランや北朝鮮の指導者と会談する意向を表明しており、「厳しいことを言うだけで、何も行動を起こさないのではなく、直接外交に乗り出す必要がある」とブッシュ大統領に反撃した。

まぁチベット問題でも、いろんな人がダライ・ラマとの対話を求めてますしね。いろいろとありますが、とりあえずこれ↓
中国、海外メディア非難 チベット掌握に自信深める(+その他)
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080321/1206118979

中国・温家宝首相「チベットの鍵はダライの行動」【会見詳報】

Q 私の記憶の中で、中国はダライ・ラマと直接対話したことがない。しかし、ほかの国が類似のケースを処理した場合、例えば南アフリカ北アイルランド、いずれも見識のある指導者が大局に立って、自ら進んでかつての敵や自分の反対者と対話を始めた。ダライ・ラマチベットの独立を求めないなら、中国は彼を北京に招き、直接対話することは可能なのか(英フィナンシャル・タイムズ紙)

 A 私たちはこれまで何度も厳粛に表明しているように、ダライが独立の主張を放棄すれば、対話の門戸はいつも開かれている。鍵はダライの行動だ。私たちはダライを取り扱う場合は、ダライが何を言うのではなく、何をするかによらなければならない。

なんどもとりあげてますが、

世界テロリズムマップ (平凡社新書)

世界テロリズムマップ (平凡社新書)

でも似たような事書いていたような(チベットの話はないですが)。
まぁ対テロ戦争なんて矛盾が噴出してしまうのは仕方ないと思いますけどね。