ハマスが公表したイスラエルとの停戦合意の骨子
■＜パレスチナ＞ハマスとイスラエル停戦合意 １９日正式発効
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000147-mai-int
【エルサレム前田英司】パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの停戦合意は１９日、正式に発効する。イスラエルが自国の存在を認めないハマスとの停戦に応じた背景には、ハマスの弱体化を狙った「ガザ封鎖」が功を奏せず、一定の妥協もやむなしと判断せざるを得ない事情があった。ただ、過去の停戦は発効後間もなく失敗しており、今回もガザ情勢の事態打開につながるかどうかは疑問だ。
「ボールはイスラエル側にある」。１７日夜、ガザ市で記者会見したハマスの強硬派幹部ザッハール氏らは、停戦の成否はイスラエル側の出方次第との見方を示した。ハマスにとって、イスラエルが仲介役のエジプトを通じながらも自陣と接触し、停戦に動いた意義は大きい。ハマスの関与なしにパレスチナ情勢の進展はあり得ないことを示し、「武装闘争の勝利」（同氏）をアピールできるためだ。
今回の停戦合意は、イスラエル▽ハマス▽ハマスと対立するアッバス・パレスチナ自治政府議長▽仲介役のエジプトが、それぞれの「利益」を追求した結果だった。
ハマスにとっては、封鎖に苦しむガザ住民の不満を抑え込む必要性があった。武装勢力各派も「困窮脱出の機会を逃した」との住民の非難を避けるため、当面はガザからイスラエル領へのロケット弾攻撃を見合わせる可能性が強い。
一方、ヨルダン川西岸自治区にいるアッバス議長は、イスラエルやエジプトに停戦実現を促した実績を強調し、ガザでの支持拡大につなげたい意向だ。イスラエルとの和平交渉が停滞する中、議長はパレスチナの代表としての「指導力」を問われていた。
イスラエルは最後まで停戦か、ガザ侵攻かの二者択一を迫られた。イスラエル紙ハーレツのアキバ・エルダー論説委員は「ガザ封鎖は事実上の失敗であり、継続は不可能だ」と指摘。仲介役のエジプトの体面を保ちつつ、ガザからの攻撃を阻止できない政府への批判を静めるための妥協策として、停戦を選んだと分析している。
ただ、イスラエルは停戦状態が継続しても、当面、ガザの封鎖は段階的な緩和にとどめ、ハマスが最重視するガザ・エジプト境界「ラファ検問所」の再開は最終段階まで先送りする考えだ。早期の封鎖解除を求めるハマスなど武装勢力との間で、今後、停戦維持をめぐり見解の相違が顕在化する可能性もある。
・停戦合意は１９日午前６時（日本時間同日正午）から発効する
・双方はすべての暴力を停止する。３日が経過した後、イスラエルはガザの封鎖を緩和し、生活必需品の供給を認める
・１週間後にイスラエルは貨物輸送の制限を緩和する
・最終段階でラファ検問所の再開や、２年前からハマス系グループが拘束しているイスラエル兵とパレスチナ囚人の交換について協議する
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に予定入れてみました。この通り行けばいいんですが、イスラエルからの正式発表って昨日の
■ハマス、イスラエルとの停戦合意を発表…１９日から半年間 どれが本当?
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080618/1213798135
でも見てない気がします。大丈夫でしょうか。
