ダライ・ラマ側と近く再協議=関係改善へ行動要求−中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000101-jij-int

 【北京、ニューデリー29日時事】中国国営新華社通信は29日、中国当局が近くチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との接触、協議の場を設けると伝えた。ダライ・ラマ側の要請に基づく協議で、チベット暴動後では3度目

 7月初めに行われた前回の協議で中国側は、ダライ・ラマ側が独立急進派「チベット青年会議」を支持しないことに合意したとしている。しかしダライ・ラマは25日、これまでの協議で中国側が前向きな姿勢を示さなかったことを批判、「私の中国政府への信頼は失われつつある」と述べ、対話の打ち切りに含みを持たせた。

 ダライ・ラマは、今後の対中国姿勢を各地の亡命チベット人代表の判断に委ねる方針を明らかにしており、11月17日から22日までインドのダラムサラでそのための特別会議が開かれる。会議では対話継続の是非を含め、「現実的、かつ非暴力的な道」(側近)が模索されるという。

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2回目のチベット青年会議に関する発言は
「急進派の不支持受け入れ」=ダライ・ラマ側との対話進展主張−中国
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080707/1215437164
で、双方の意見を取り上げました。

1回目は
ダライ・ラマは中国の名を汚そうとしている=中国政府系新聞
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080507/1210161062
とか
中国政府との協議に一定評価=国際社会の圧力が効果−ダライ・ラマ
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080510/1210430189
と報じられました。

今回の協議はどうなるでしょうか。