<北朝鮮>金総書記後継、混とん 「正男氏一本化」決裂、後見人同士が対立
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000048-mai-int
も内容はほとんど変わらないようです。
【北京・西岡省二】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の後継者として長男の正男(ジョンナム)氏(37)を推す張成沢(チャンソンテク)朝鮮労働党部長(62=総書記の義弟)が昨年末ごろ、次男の正哲(ジョンチョル)氏(28)を担ぐ総書記側近の長老、李済鋼(リジェガン)党組織指導部第1副部長に「正男氏での一本化」を要請、決裂していたことが北朝鮮政権に近い関係者の話で分かった。
李氏が拒否したことで後見人双方の亀裂は決定的になったとされ、金総書記の健康悪化も加わって後継問題は混とんとしているという。
金総書記は後継者を明確に指名していないが、現時点では世襲されるとの見方が関係者の間では一般的だ。
総書記には、映画女優だった成恵琳(ソンヘリム)さん(02年5月死亡)との間に生まれた正男氏▽大阪生まれの帰国者の高英姫(コヨンヒ)さん(04年6月死亡説)との間に生まれた正哲氏▽その弟の正雲(ジョンウン)氏(25)−−の3人の息子がいる。
張氏は04年に失脚したが約2年後に復権。最近は党部長職として強大な権力を持っているという。正男氏は01年に日本で拘束され、後継レースから脱落したが、張氏によって再び後継候補に担ぎ出されたとされる。一方、正哲氏には組織指導部副部長という最有力ポストが与えられたことが昨年確認されており、李氏が後見人になって党内の権力拡大を進めているとされる。
昨年末ごろ、張氏は李氏に「後継問題での対立は望ましくない」などとして後継一本化を提案。この際、張氏は「自分の方が将軍さま(金総書記)に近い」と主張し、李氏も正男氏を支持するよう要請したという。李氏が拒否したため、権力争いが激化したという。
同関係者は「総書記が『後継問題の早期決着』を指示すれば、現在『帝王学』を学んでいる正哲氏が有利になる。ただ、李氏は1930年生まれの高齢のため、10歳以上も若い張氏の勢いに押されて妥協する可能性もあり、後継レースは流動的だ」と指摘する。
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正男氏と、正哲氏で色分けしましたが、分かりやすくなったでしょうか。